~煩悩から幸福へ。漫画家の魅力と精神~ 元気が出る本 6選

様々なクリエイターがセレクトする元気が出る本ですが、私も一人のクリエイーターとしてセレクトして頂いた本の内容が気になり読んでいます。
いろいろな本を読み進めるうちに”本の共通点”について気が付きました。
創造する者同士が抱く共通点があることも納得できます。

紹介するのは【煩悩から幸福へ。漫画家の魅力と精神】に関連する本です。


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【奮闘と元気の源の美学】
不器用ながらも美しい人生の糸が、いましろたかしのページで交差し、読者を元気の泉に誘います。
登場人物たちの奮闘が、人間の強さと善意の美しい輝きを描き出し、物語は普遍的な切望と正義の追求を鮮やかに映し出します。
この文学の宝石は、デフレと外面だけの世界に光を差し込み、読者に感情的な巡礼へと誘い、言葉が心の奥底で鼓動し、最後のページを閉じてもその感動が残ります。
この本を読むことで、新しい希望が芽生え、元気が湧き上がることでしょう。

初期のいましろたかし
出版社 小学館
著者 いましろ たかし

オススメする人
佃弘樹様

オススメするコメント
この漫画の登場人物達は華やかさの欠片もない、どうしようもない人達ばかりで、そんな人達が一生懸命に生きていこうとするんだけれど、社会に上手く馴染めずに、延々と空振りばかりする様子が描かれている。
僕はそんな登場人物達が愛おしくて仕方なく、何度も読み返しては元気をもらっている。

オススメ人の情報
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https://twitter.com/tsucoom?lang=ja

オススメする人
JUN OSON様

オススメするコメント
悪く言えば「下を見て元気をもらう」そんなマンガです。
登場する人物は社会では虐げられてばかりですが、どこか憎めず徐々に応援する気持ちすら湧いてきます。
「最悪、不器用でもこういう人間になれたら」と勇気をもらえるのです。

オススメ人の情報
WEB
http://www.junoson.com/


釣れんボーイ(下) [ いましろたかし ]

【煩悩と幸福の追求】
釣りの静かな世界が人生の複雑なタペストリーと絡み合い、な釣り冒険は、財政難との戦いと共に深いつながりを描き、物語に独自の感情的深みを添えます。
文学的な謎に包まれ、その魅力は解き明かすべき秘密として引き寄せながら、人生の選択と幸福の探求を通して、読者に深い洞察を提供します。
釣り愛好家も、新しい感動を求める人。煩悩と幸福の探求が、物語の感情の鼓動となり、心に残る痕跡を刻みます。

釣れんボーイ
出版社 BEAM COMIX文庫
著者 いましろ たかし

オススメする人
秦直也様(イラストレーター)

オススメするコメント
ただただ釣りたい。ただただゆっくりと。ただただ時間が過ぎてゆく。
煩悩に揺れながら生きる主人公が魅力的です。

オススメ人の情報
WEB
http://naoyahata.com/

【つげ義春の魅力と不屈の精神】
つげ義春の深い洞察と感動的な筆致で織りなされたマンガ。
昭和戦後の時代に生きる主人公の無力さと願望、経済的な厳しさに立ち向かう主人公の姿勢は、勇気と決断の象徴。
この作品は単なるマンガではなく、時空を超え、主人公の無駄な努力は、夢と現実の調和を求める人間の普遍的な奮闘を映し出し、困難を乗り越えるシンプルな美が過去の時代に触れ、読者をノスタルジックな感慨に誘います。
単なる物語ではなく、つげ義春の作品は不屈の精神を反映し、心に抱きしめたくなるでしょう。

無能の人/日の戯れ
出版社 新潮文庫
著者 つげ 義春

オススメする人
とんぼせんせい様

オススメするコメント
絶望の果てに希望を見るような作品です。
人生というのは人それぞれ、色々な形があって良いんだなと考えさせられる作品です。

オススメ人の情報
WEB
http://www.tombosensei.com/


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【漫画家の不屈の精神と深遠な回想録】
クリエイターの苦悩と笑いを交えた物語。作者の率直な描写が読者の心を打ち、クリエイティブ業界の厳しさに触れ、プレッシャーや批判に直面し、深い喜びを忘れかけた著者の姿に共感せざるを得ません。
悲劇的な失踪や依存症を通じ、精神的な戦いが繊細に綴られ、ユーモアと客観性が暗闇からの一筋の光となり、自己破壊からの脱出への道を示しています。
ホームレスや依存症を通して、深い人生の洞察が浮かび上がり、弱さと強さの葛藤を描き、生き抜く力強さを見せます。
暗闇の中での内省と勝利を通じ、自己発見と芸術の追求への不屈の精神を証し、希望の光として、人生の嵐を乗り越えようとする方への励ましとなるでしょう。

失踪日記
出版社 イースト・プレス
著者 吾妻 ひでお

オススメする人
やぶのけんせい様

オススメするコメント
先輩からのご推薦で読んだのですが、凄いです、この本。
僕は家がなく、マンガ喫茶で絵を書いていた等、浮浪の時期があるのですが、全く比べ物に成らない。
色褪せることとは無縁な純粋な冒険の書として大切にしてます。

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http://www.kenseiyabuno.com/

【感動と笑いの黒沢の人生の軌跡】
中年男性・黒沢の複雑な感情と人生の軌道に触れ、黒沢の内なる葛藤が明らかになります。
黒沢の孤独と無駄な感覚に共感し、福本氏が繊細に描く黒沢の心の旅路は、中年男性への励ましとして響き、黒沢の内省とコミカルな姿勢を通じて、中年世代の不安やフラストレーションに共感します。
福本氏の巧みなストーリーテリングと意外な展開。笑いと涙が交じ、生きる勇気と大切さを教え、心に残る感動を与え、黒沢の進化と人生の脱出を願わせます。

最強伝説黒沢
出版社 小学館
著者 福本 伸行 (著)

オススメする人
TORRY様(イラストレーター)

オススメするコメント
自分が良いと思う事、やらなければ!と思う事があれど、なかなか実現できない。勇気が出ない。
そうやって、ほとんどの人は自分自身に小さな嘘と罪悪感を重ねていく、、、
「ここでやめたら…底なしだ…!オレは底なしに自分が嫌いになる……!だからやるっ!」
何かを諦めそうになる時、自分の信念が揺らぎそうな時、黒沢の不器用さを愛おしく思う。

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【深層の洞察と漫画家の哲学ストーリー】
マンガ世界は哲学と物語が融合し、人生の真実を探る。
一見平凡に思えるが、そのページには時代を超えた深い哲学があり、内省と洞察力に満ちた世界が溢れます。
作品は初めは理解が難しかったが、後に宝庫となり、その解釈は読者の成長と共に変わっていき、存在の本質や善悪、美について深く掘り下げ、現代社会の虚無を映し出します。
哲学的ニュアンスとロボットの物語が組み込まれ、読者を異なる共感へと導き、ユーモアと内省の融合が読者の感情と思索を刺激します。
繊細かつ力強いメッセージを込め、人生の複雑さを考えさせ、哲学者の知恵を通じて充実した人生を送るよう促します。

ゴーダ哲学堂
出版社 竹書房文庫
著者 業田 良家

オススメする人
山本アットホーム様(漫画家)

オススメするコメント
タイトルで「オッ」となると思いますが、まんがの短編集です。
インターネットで冷えきった脳みそに、体を巡る血の暖かさを思い出させよう!

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