~若き挑戦者の情熱の記録~ 元気が出る本 6選

様々なクリエイターがセレクトする元気が出る本ですが、私も一人のクリエイーターとしてセレクトして頂いた本の内容が気になり読んでいます。
いろいろな本を読み進めるうちに”本の共通点”について気が付きました。
創造する者同士が抱く共通点があることも納得できます。

紹介するのは【若き挑戦者の情熱の記録】に関連する本です。

【若き挑戦者】
オタクは当時、多くの時間と労力を捧げ、外からの偏見に立ち向かいました。
この情熱的な時代を垣間見ることができ、漫画、特撮、アニメに偏見が強かった時代。
若さこそが力であり、自信に支えられた挑戦の姿勢は若者の特権でした。
振り返れば自分の浅はかさに恥じ入ることもあるでしょうが、無根拠な自信こそが情熱の源です。
自己評価が揺らぐ瞬間もあるかもしれませんが、主人公の青春の率直さは、多くの人が経験したまぶしい時代の一部を示しています。
島本和彦氏の作品は、価値観が何よりも大切であり、挑戦に敬意を表し、若者の情熱と不屈のプライドを称えるものです。

アオイホノオ
出版社 小学館
著者 島本 和彦

オススメする人
水野健一郎様

オススメするコメント
僕の青春時代と限りなく近いものがそこにある。
読んでいると涙があふれてくる。と今書きながら涙が出てきた。
忘れられないもの、忘れちゃいけないもの。それをこれほどまでに明確に描写されている漫画は他にない。
この場を借りて島本さんにお礼を言わせてもらいます。
タイムマシンをありがとう!

オススメ人の情報
WEB
http://kenichiromizuno.blogspot.com/

【ロックの巨星の挫折と栄光】
ロックの巨星である忌野清志郎の波乱に満ちた人生と音楽ビジネスについて深く探求します。
理想と現実の対立、失敗から得た実践的な教訓、音楽業界の舞台裏、そして独自のテクニックと心構えに焦点を当て、具体的な事例を挙げてリアルな話をお届けします。
彼が直面した疑問やバンド活動の混沌とした瞬間、そしてビジネスノウハウについても詳しく掘り下げ、アーティストや社会人、フリーランスにとっての価値ある教訓を提供します。
RCサクセションからソロ活動へ、彼の音楽キャリアを振り返り、彼から学べる智恵に迫ります。
人生と音楽ビジネスに興味がある方にとっての必読です。

ロックで独立する方法
出版社 太田出版
著者 忌野清志郎

オススメする人
桑原 崇様

オススメするコメント
自分の悩みや葛藤を忌野清志郎が代弁してくれるようで、とても励まされるとともに指針となる本です。

オススメ人の情報
WEB
http://www.mangekyo.net

オススメする人
井口 皓太様

オススメするコメント
元気が出る本について考えてみまして、

『独立』

というキーワードを思い浮かべました。
民主主義という中で生きる僕らにとって今、とても大切な事だと思っております。

今著者が生きていたらどんな事を語り、どんな行動を取っているのだろうとふと考えます。
なんとなく仕方が無いか…が溢れている世の中に、いつも純粋に疑問を投げかけてきた忌野清志郎さんが、社会と向き合い、社会人として生きた黙示録です。
ぽっと心の奥底で生まれた、本当に大切な柔らかい感覚を、大きく膨らましてくれるようなそんな一冊です。
新しい事に挑戦する友人のプレゼントにも一品です。

オススメ人の情報
WEB
http://tymote.jp/

オススメする人
たんたん様(げーじゅつ家)

オススメするコメント
冒頭にも書かれていますが、まず題名が「成功する方法」ではなく「独立する方法」って所に全ての意味が集約されている元気の出る作品です。

オススメ人の情報
WEB
http://www.tantan-art.com/

Twitter
https://twitter.com/_tan_tan

【心揺さぶる音楽のショートストーリー】
このショートショート集は、音楽と日常生活の真実味にあふれています。
感情が日常にじわりと滲む瞬間、自己肯定の戦い、夢を追う人々の魅力的な人間模様が、音楽愛好家の心に響きます。
これは生活のリアルさと音楽の魅力が交差する場所であり、日常の些細な出来事から生まれる感動的なエピソードは、私たちの心の奥底にある感情のわだかまりと向き合う励ましとなります。
音楽雑誌で連載されたこの一連のエッセイは、ロックの情熱と普遍的な人生に特別な輝きを見出す人々へ向けた贈り物となるでしょう。

音楽と漫画と人
出版社 宙出版
著者 戸田誠二

オススメする人
関谷あさみ様(漫画家)

オススメするコメント
音楽と漫画、それに関わる様々な人たちを描いた作品です。
1話各2pのショート漫画なのですが、名もなき人達の人生や生活や情熱が凝縮されていて、読むたびにじんわりと幸せな気持ちになります。

オススメ人の情報
WEB
http://saikidou55.blog.fc2.com/

Twitter
https://twitter.com/fkfk_oftn

【映画と現実の交錯】
東映は設立から今日まで、感動と情熱を注ぎ込み、人間模様を映画に刻みました。
その裏には圧倒的な顧客主義が息づいています。
入場料が高くても、人々は映画に魅了されました。実在の物語と現実が交錯し、時代背景に挑む役者たちが感動のシーンを生み出しました。
アクション映画と実際のいざこざも交錯し、彼らは「あかんやつら」を演じました。
映画の魔法に感動する東映の感情あふれる作品が、今も心に残ります。

あかんやつら 東映京都撮影所血風録
出版社 文藝春秋
著者 春日 太一

オススメする人
谷川里砂様(ぬいぐるみ作家)

オススメするコメント
東映京都撮影所で働く人々を描いたノンフィクション。
戦後窮地の中から立ち上がり現在まで、「娯楽」を伝えるべく命懸けで働いてきた、泥臭く熱すぎる男たちのドラマがびっしり。
分厚い本に並ぶ濃いエピソードは、きっと一篇も落とせなかったのだろう。使命感に燃えた著者・春日太一氏の情熱も分厚く伝わる。

オススメ人の情報
WEB
http://blog.livedoor.jp/ninaworks/

Twitter
https://twitter.com/nina_works

【革命家の情熱】
カストロとゲバラ、キューバの革命家たち。
ゲバラは勤勉で努力家、そして権力に無欲な稀有な存在だった。
キューバの経済危機を乗り越え、社会主義国を築き、医療と教育費は無料で、その活動は多くの人に感動を与えた。
配送も早く、ゲバラの亡くなった後も国連演説や実績が語り継がれている。
カストロとゲバラは心の奥底に燃える情熱を秘めた人柄として、今も尊敬と賞賛を受けている。

チェ・ゲバラ伝
出版社 文春文庫
著者 三好 徹

オススメする人
鈴木祥平様(デザイナー)

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将来が見えない青春時代に出会った本です。
キューバ革命に成功して英雄となったチェゲバラが、その地位や名誉をさっさと捨てて「世界中がぼくのささやかな努力を必要としている」と言い、泥と血にまみれた革命戦争に身を投じました。
ぼくは革命家ではなくデザイナーになりましたが、ゲバラは今でも変わらずヒーローのままです。

オススメ人の情報
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https://gramu.myportfolio.com/

Twitter
https://twitter.com/suzusho1115

【夢と成長】
17歳男子の青春時代、その可愛らしさと男性、女性が共感する衝撃的な瞬間が、原田氏のエッセイとして鮮やかに描かれています。
青春真っ只中の心情と爆笑のエピソードが、幸せな思い出として蘇ります。
青春時代と重なり、彼の想像力は読者に新たな視点と啓示をもたらし、青春時代が再び蘇ります。
17歳男子の魅力的な青春が、時を超えて私たちに魔法のような感動と笑いを届けます。

十七歳だった!
出版社 集英社文庫
著者 原田 宗典

オススメする人
OKAME様

オススメするコメント
筆者自身の青春時代の「美しさ」ではなく「かっこ悪さ」が詰め込まれた本です。
筆者の「青春は勘違いである」という言葉のとおり、モテると勘違いして校庭の木の下で憂鬱のポーズで本を読んでいた、といった笑えて甘酸っぱくていとおしいエピソードがわんさか披露されています。
しゃべり言葉の文章でとても読みやすく、笑えて元気になります! 

オススメ人の情報
WEB
http://okame-web.com/