~アートの饗宴~ 元気が出る本 5選

様々なクリエイターがセレクトする元気が出る本ですが、私も一人のクリエイーターとしてセレクトして頂いた本の内容が気になり読んでいます。
いろいろな本を読み進めるうちに”本の共通点”について気が付きました。
創造する者同士が抱く共通点があることも納得できます。

紹介するのは【アートの饗宴】に関連する本です。

【イサムノグチの世界とアートの秘密】
ノグチの芸術、彼の作品に迫る旅。感動のアート体験。
再出版された68年の名作が、ノグチの魅力溢れるアートを再び蘇らせます。
彼自身の言葉が作品の背後に光を当て、アートの深層に迫り、彫刻の熱狂的なファンにとっての至宝、大判アートブック。
『石に聴く』から感じる彼の思想と情熱に、あなたも共感せずにはいられません。
写真で綴られたアートブックが、彼の作品の魅力を余すことなく詰め込み、作品とコメントが交差する瞬間、アートに心奪われることでしょう。
感動と共感が、あなたをアートの旅へと誘い、ノグチの芸術が導く感激と魅了の世界に浸ってみてください。

isamu noguchi : a sculptor’s world
出版社 Steidl
著者 Isamu Noguchi

オススメする人
バーズワーズ様

オススメするコメント
1968年に初版の再版本です。
地球を彫刻した男前の作品集です。時間軸も距離的基軸も超越した造形は宇宙的な迫力があります。
圧倒的なものを目の前にすると、人は畏敬の念を持つと同時に自分の中に沸き起こるパワーを感じ取ります。
本を見るだけでも元気が出ますが、実際の作品はパワーの塊です。

オススメ人の情報
WEB
http://www.birds-words.com/

【ジャコメッティの芸術的饗宴と言葉】
アルベルト・ジャコメッティの魂の彫刻。青春から晩年までの饗宴し、ジャコメッティの芸術的旅路を追い、青年から晩年に至るまでの軌跡を感じることができる。
彼の声や幼少期の思い出、アンドレ・ドランやジョルジュ・ブラックなどの評価が輝き、ピエール・マティスへの心のこもった手紙や手帳の一篇に、ジャコメッティの内面に迫る。
彼の芸術と人生の挑戦を噛みしめ、彫刻の深い魅力に触れ、志向やシュールレアリスムの一幕、作品が語る感動の核心、創作の軌跡を紐解きます。
アート愛好家の心に響く素晴らしい作品や思索の対話に触れ、ジャコメッティの情熱と知識の交差に圧倒され、彼の芸術の魅力と共に、アートの世界に新たな視点が広がります。

ジャコメッティ エクリ
出版社 みすず書房
著者 アルベルト・ジャコメッティ、矢内原 伊作 (訳), 宇佐見 英治 (訳), 吉田 加南子 (訳)

オススメする人
atelier yamaguchi様(ブックデザイナー、グラフィックデザイナー)

オススメするコメント
「芸術は、私が見るものを私自身がよりよく理解するのに必要な手段なのです」「存在しているものはすべて??このスツール、木、何でも??芸術作品より美しいと思っている」とジャコメッティは語る。
現実を表現することが到底不可能だと知っていても、現実の美しさに熱い眼差しを向け、彫刻し、描き、あるいはデッサンを試みる姿が、強い希望になって立ち上がる。

オススメ人の情報
WEB
https://at-yamaguchi.com/

Twitter
https://twitter.com/yamaguchike_

instagram
https://www.instagram.com/atelier_yamaguchi/

facebook
https://www.facebook.com/atelieryamaguchi/

【ジャコメッティとの情熱の対話、感動の絶景】
ジャコメッティの饗宴とアート愛好家のための情熱と創造の旅。
フランス留学中、哲学者矢内原伊作はアルベルト・ジャコメッティとの交流に魅了され、矢内原に肖像画制作を提案し、モデルになることを承諾。
制作が進むにつれ、ジャコメッティの喜びと苦悩、顔の捉え方の難しさが浮かび上がり、ジャコメッティの制作過程、言葉と制作の変遷、矢内原との対話を通じて、アート愛好家に青春の情熱と創造の喜びを伝えます。
ジャコメッティの実存哲学やベルグソン哲学の関連、作品の完成と絶望、ジャコメッティの制作における深い絶望と励まし、アートと人生の融合を通じてアート愛好家の心に感銘を与えます。
アート愛好家への感銘と思索の旅が、ジャコメッティと矢内原の交流を通じて、読者の心に深く響くことでしょう。

1072.ジャコメッティ
ジャコメッティ [ 矢内原伊作 ]

ジャコメッティ
出版社 みすず書房
著者 矢内 原伊作、宇佐見 英治 (編), 武田 昭彦 (編)

オススメする人
ネルノダイスキ様(イラストレーター)

オススメするコメント
彫刻家のジャコメッティと哲学者の矢内原の1950年から60年にかけての『彫刻家とモデルの記録』です。
ジャコメッティがとにかく『人間を見たありのままに描く、掘る』という単純にして究極な仕事に没頭する様子が鬼気迫る迫力で、それに呼応する矢内原との対話が深まっていく様子を目の当たりにすると『今すぐ自分もなにかつくりたい』と強く思わされる本です。

【アートの心震わせ】
感動のアートの世界へ。アーティストの心の声と創造と人生の探求は、アーティストたちの魂の交響。
なぜアートを追い求め、なぜその道を進むのか。
未来の不確かさや迷子感に向き合い、創造の喜びと痛みを分かち合う彼らの言葉が、その心の葛藤が胸に響きます。
優しさや熱望、自己の探求が作品の原動力となり、アートの真髄が垣間見え、アートの多様性、思想の深み、独自の表現も。
アーティストの魂が織り成す美しき物語が、アートの力が生きる力に変わる瞬間、彼らの心の声に触れ、自分の人生にも新たな輝きを見つけませんか?

仕事や人生や未来について考えるときにアーティストが語ること
出版社 フィルムアート社
著者 会田 誠 、田中 功起 (著), 新津保 建秀 (著), クワクボ リョウタ (著), エキソニモ (著), 梅田 哲也 (著), 梅沢 和木 (著), 真利子 哲也 (著), 野口 里佳 (著), 山縣 良和 (著), 森永 邦彦 (著), 高山 明 (著), 山川 冬樹 (著), 中山 英之 (著), 下道 基行 (著), 野崎 武夫 (編集)

オススメする人
近藤南様(彫刻家)

オススメするコメント
大学を出て直ぐ、まだ会社員をしていた頃にこのまま自分はアーティストとしてやっていけるのだろうか?と毎日のように大きな不安に押し潰されそうになっていました。
そんな時に心の支えになってくれた1冊です。
現役のアーティストの温度のある言葉達は前に進んでいく力をくれました。

オススメ人の情報
WEB
https://www.kondominami.com/

Twitter
https://twitter.com/minami_kon

instagram
https://www.instagram.com/emusaaaaan/

【石と心の対話】
石の魔法に惹かれて、あなたも石の魅力に心を奪われること間違いなし。
このガイドブックは、石愛好家のための至宝、基本から学び、週末の石狩りで宝探しの醍醐味を味わえます。
岩石の奥深い流動体、地球の構造を知り、石の魔法のような存在に迫る喜び、信頼のガイドブックは、理学博士の専門知識が凝縮された宝物。
石の種類や鉱物産地を知るたび、未知なる冒険のワクワク感が広がり、専門的な内容を美しい写真と共に楽しく解説し、劈開や晶系の秘密に迫る。
石採集の楽しみ方やマナーも丁寧に語り、石の魅力を心ゆくまで楽しむ方法を伝授し、石と共に心躍る感動の旅の始まり。石の世界への扉を開け、石の神秘に触れてみませんか?

自分で探せる美しい石 図鑑&採集ガイド
出版社 実業之日本社
著者 円城寺 守 (著)

オススメする人
黒イ森様(イラストレーター)

オススメするコメント
鉱石とは何か、その成り立ちからどこで採れるといった情報が読みやすくまとまっていて、鉱石の存在をより身近に感じることができます。
石には元からパワーがありますが、地球と石と共に生きているんだなと感じることでなんだか力が湧いてきます。

オススメ人の情報
WEB
https://kuroimorith.wixsite.com/mysite

Twitter
https://twitter.com/kuroimori_twee

instagram
https://www.instagram.com/kuroimori_insta/