~輝く武道の物語~ 元気が出る本 5選

様々なクリエイターがセレクトする元気が出る本ですが、私も一人のクリエイーターとしてセレクトして頂いた本の内容が気になり読んでいます。
いろいろな本を読み進めるうちに”本の共通点”について気が付きました。
創造する者同士が抱く共通点があることも納得できます。

紹介するのは【輝く武道の物語】に関連する本です。

【影武者の謎、真実解明】
関ヶ原の影武者、歴史愛に魅せられる1冊。
作品構成が説得力と史実の融合を実現にし、家康の死や秘密、秀忠と柳生一族の壮絶な闘いが展開。
緊張感に満ちたストーリーが一体感と安泰感を生みだし、家康の「弱さ」が最強の敵役として現れ、ドキドキの瞬間に胸が躍る。
緻密な解説補完が作品の基盤を固め、対面会話の生臨場感が読者を引き込み、情熱的な感想を共有し、未知の歴史の扉を開く旅に出よう。
関ヶ原の影武者によって心が躍り、知りたいことが解決される喜びを感じることでしょう。


影武者徳川家康(中巻)改版 [ 隆慶一郎 ]
影武者徳川家康(下巻)改版 [ 隆慶一郎 ]

影武者徳川家康
出版社 新潮文庫
著者 隆 慶一郎

オススメする人
munetaka tokuyama様

オススメするコメント
主人公世良田二郎三郎元信に最後迄諦めず生き抜く所、そしてもしかするとこれは実話なのではと思わせる素晴らしい物語。
何事も諦めずにチャレンジし続ける気持ちにしてくれる素晴らしい小説です。

オススメ人の情報
WEB
http://www.munetakatokuyama.com/

twitter
https://twitter.com/munetakanyc?lang=ja

【片目の覇者、政宗の魅力】
政宗の生涯の魅力が熱く伝わる。
大坂夏の陣から家康・家光時代まで、歴史と脚色が見事に交わり、山岡壮八の筆が描く、片目の気迫溢れる政宗の一生。武将物の中でも読みやすく、奥深い面白さが光る。
黄金時代の秀吉や家康、虎哉僧の影響が政宗の為人や業績に浸透し、父母の絆や母子の確執に胸が締め付けられ、遅れてきた英雄の背景に共感が広がる。
政宗の可能性や強さに圧倒されつつ、歴史解釈への異論にも考えが及び、小説としての興奮は高まり、政宗の生き様から勇気と覚悟を学ぶ。
政宗ファンは新たな魅力に触れ、歴史の舞台に没頭したくなり、読者を感動と洞察へと誘い、一冊の大作が心を揺さぶることを示唆している。


伊達政宗(2) 人取られの巻 (山岡荘八歴史文庫) [ 山岡荘八 ]
伊達政宗(3) 夢は醍醐の巻 (山岡荘八歴史文庫) [ 山岡荘八 ]
伊達政宗(4) 黄金日本島の巻 (山岡荘八歴史文庫) [ 山岡荘八 ]
伊達政宗(5) 蒼穹の鷹の巻 (山岡荘八歴史文庫) [ 山岡荘八 ]
伊達政宗(6) 大坂攻めの巻 (山岡荘八歴史文庫) [ 山岡荘八 ]
伊達政宗(7) 平和戦略の巻 (山岡荘八歴史文庫) [ 山岡荘八 ]
伊達政宗(8) 旅情大悟の巻 (山岡荘八歴史文庫) [ 山岡荘八 ]

伊達政宗
出版社 山岡荘八歴史文庫
著者 山岡 荘八

オススメする人
森ガキ侑大様(映像ディレクター)

オススメするコメント
伊達政宗の育ての師匠、虎哉宗乙との関係が書かれていて伊達政宗が若くしてあれだけのスタープレイヤー(戦国武将)に成り上がっていった理由などが創作で書かれているがとても心をうつ書になっている。
伊達政宗という男は本当に面白いんです。
武田信玄、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康などのスタープレイヤーがたくさん生まれていく中、18歳で家督を相続して23歳で奥羽をまとめて24歳で日の本を手に入れた豊臣秀吉と対抗に戦おうとする姿は本当にかっこいい。
どうやってこんな人物がうまれたのか?
その先も江戸幕府をしっかりと支えて事実上、天下統一をしているのではないかと思わせる人物。
そんな、政宗の受けた教育、方針や仲間を大切にする考えは現代社会にすごく勉強になり、勇気をもらえる書になっている。

伊達政宗のような生き様を真似したくなる。

オススメ人の情報
WEB
http://morigakiyukihiro.com/

Twitter
https://twitter.com/morigucky

【歴史の英雄、前田慶次郎の魅力的な一生】
前田慶次郎 多芸多才な主人公の痛快な魅力と自由な生き方に感銘し、彼の一生は自由と命を賭けた精神に満ち、その人間性は粗野や横柄さを超越して、周囲への思いやりと礼儀作法を持っている。特筆すべきは戦闘シーンで、権力者や強敵に立ち向かう勇気と覚悟が胸に迫る。
前田慶次郎の魅力は学識豊かな風流人であり、優しさと繊細さを併せ持つ男であり、彼の人を人たらしめる条件は、思いやりと共感力にある。
読み終えたくなる小説の笑いのエッセンスは、彼の人間らしさと優しさを称賛するものであり、一騎当千のエピソードからも分かる通り、前田慶次郎は決して平凡ではない。
彼の行動力と自由な生き方に感銘を受け、小説は原作と漫画版の違い、登場人物の脚色を通じて風流と剛毅の両面を垣間見る機会でもあり、その生涯に触れ、新たな視点から自由な生き方を学び、日常に輝きを加えるヒントを見つけよう。

一夢庵風流記
出版社 集英社文庫
著者 隆 慶一郎

オススメする人
天明屋尚様

オススメするコメント
傾奇者(かぶきもの)の生き方ここにあり!

オススメ人の情報
WEB
http://tenmyouya.com/

【輝く星の物語】
後宮生活は歴史とファンタジーの魅力が交錯する素晴らしい物語。
中国王朝を背景に、緻密な考証と圧倒的な面白さが融合し、突っ込まずに楽しむことで、銀河の明るさに引き込まれます。
後宮の権謀や皇帝の謎、輝く星のような存在に心が躍り、作者の人物造形は深みを加え、歴史とファンタジーの融合が見事な構造。
大賞受賞作品の高いクオリティと、渾沌とした舞台背景の魅力に心奪われ、魅力溢れる不惑過ぎる主人公や、後宮の舞台の面白さが、知識を広げつつ楽しめます。

後宮小説
出版社 新潮文庫
著者 酒見 賢一

元気になる本にもいろいろあります。
ケーキのようにエネルギーをくれるもの。
ビタミン剤のようにじわっとくるもの。
ハラハラドキドキして、楽しませてくれるもの。
そして日常のごたごたから離れさせ浮遊感を与えてくれるもの。
それらのいくつかをご紹介したいと思います。

オススメする人
佐藤 まどか様

オススメするコメント
出だしからウィットに満ちた、架空の歴史小説。
あっという間に読んでしまいます。
腹上死した先帝の後を継いだ新帝王の後宮に、田舎娘の銀河が入宮することに。
銀河の波乱万丈の物語。
第一回ファンタジーノベル大賞受賞作。

オススメ人の情報
WEB
http://www.madoka-sato.com/

【武道と共生の奥義】
剣と心、哲学の融合、柳生新陰流の奥義と生命の知恵。
日本の伝統文化が、現代の私たちにどのような智慧をもたらすのか、武道の極意が技術だけでなく、戦いの抽象的な側面や俯瞰した視点にも及ぶことを知り、まさに武道は哲学そのものだと感じました。剣と心、身体と場の共創が、武道の真髄とされる意味に迫ります。
清水氏の生命科学研究には驚嘆し、分子からの生命解明が、どのように哲学や仏教思想と交わり、新たな文明を築く可能性を秘めているのか。生命の奥深さに対する洞察は、まさに心を打ちました。
柳生新陰流の武道精神は、現代の生き方や哲学的な悩みを照らし、私にとって心の扉を開く手助けとなりました。
剣と心、哲学の融合は、共生文明の可能性に胸を躍らせ、本を手に取らずにはいられません。

生命知としての場の論理
出版社 中公新書
著者 清水 博

オススメする人
都築潤様

オススメするコメント
考え続けるのに必要な言葉を与えてくれた本の一つです。
著者の清水博博士はバイオホロニクスの第一人者で、本書では柳生新陰流の精髄を透して生命システムとは何かに分かりやすく迫ります。
リアルタイムの創出知、活人剣、アブダクション、場の論理、コヒーレント、転(まろばし)…。
たとえば絵を描く時、思考や感性を超えたもっとも深い場所でいったい何がおこっているのか、この本から数多くのヒントをもらいました。

オススメ人の情報
WEB
http://www.jti.ne.jp/profile/index.html