~生命の不思議に迫る旅~ 元気が出る本 5選

様々なクリエイターがセレクトする元気が出る本ですが、私も一人のクリエイーターとしてセレクトして頂いた本の内容が気になり読んでいます。
いろいろな本を読み進めるうちに”本の共通点”について気が付きました。
創造する者同士が抱く共通点があることも納得できます。

紹介するのは【生命の不思議に迫る旅】に関連する本です。

【輝く生命の探求】
生命の輝きを解き放つ、生命科学への入り口、心躍る冒険の旅です。
分子生物学者の視点から、野口英世やウィルス、遺伝子などのキーワード、二重螺旋構造の神秘なる姿に感動し、細胞膜やES細胞の研究からは生物の動的平衡を学びます。
生命の意味や目的、内部と外部の結びつきを感じながら、人間の営みに迫り、生命科学を身近に感じ、バランスの取れた人生を築く手助けになるでしょう。
知識と哲学が織り交ぜ、この輝かしい旅に飛び込んで新たな扉を開きましょう。

生物と無生物のあいだ
出版社 講談社現代新書
著者 福岡 伸一

オススメする人
佐藤卓様

オススメするコメント
どれもベストセラーになった本です。
普段から考えていたことの輪郭をまったく別の職能の方が、言葉でくっきり浮かび上がらせてくれ、どれもとても元気にしてくれた本です。

【生命現象の神秘に迫る】
科学者の世界観に触れ、独自の視点や無駄のない世界観に心を打たれ、人生や社会の課題に対する新たな解釈が芽生えることでしょう。
遺伝生物学の生命現象に迫り、エネルギーや情報の役割、時間と不可逆な折りたたみについても興味深く解説します。
文章の格調と文学的な説明は、科学者たちの魂を込めた熱意の結晶です。
科学者の謙虚な姿勢や探究心が、あなたの心に深く響き、科学の魅力と世界への理解が深まり、より充実した人生を築くヒントを見つけることができるでしょう。

動的平衡
出版社 木楽舎
著者 福岡 伸一

オススメする人
藤原 敬介様

オススメするコメント
「生命とは動的な平衡状態にあるシステムである」
と回答を得たとき、デザインで行うべき方向性が、おぼろげながらようやく見えてきたような気がしました。

オススメ人の情報
WEB
http://www.keisukefujiwara.com/

オススメする人
明松佑介様(カバン作家)

オススメするコメント
生命の本質に迫ろうとする本です。難しい内容のはずですが文章が巧みで読みやすく、読んでいると著者の熱量が伝わってきて、おぼろげながらも生命について少しだけ理解できたような気になれます。

オススメ人の情報
WEB
http://www.yusukekagari.com/

Twitter
https://twitter.com/yskyskysk

instagram
https://www.instagram.com/kagari_yusuke/

【生命の不思議に迫る】
サイズの生物学、小さな動物から大きな動物までの驚くべき世界があなたを魅了します。
知的好奇心を刺激する生物学の謎と興奮が、本書に詰まっています。
なぜ小さい動物は速く動くのか?なぜ大きな動物は遅いのか?その秘密を解き明かし、心臓のリミットやエネルギー効率も熱心に解説しています。
遺伝生物学の恒温動物と変温動物のエネルギー利用の違いまで、深く掘り下げられています。
また、牛を食べることに対する考察や体重の3/4乗による時間の進み方など、驚くべき事実も明らかにされます。
動物の筋肉の組織や骨格系についての興味深い情報もお届けし、さらには植物の細胞壁や細胞の構造にも触れて、動物と植物の違いに迫ります。
干し草を食べるバッタの繁殖現象や、ゾウの歩行に隠された秘密など、驚きの事例も網羅されています。
生物学の奥深さを知り、より豊かな知的ライフを楽しむための貴重な情報源です!
あなたの好奇心を満たし、新たな発見と感動を与えてくれることでしょう。

ゾウの時間ネズミの時間 サイズの生物学
出版社 中公新書
著者 本川 達雄

オススメする人
酒井賢司様(イラストレーター)

オススメするコメント
「長寿のゾウに比べて、短命のネズミはかわいそう。」と思うのは間違いだと説いてくれる本。
ゾウにはゾウの時間が流れ、ネズミにはネズミの時間が流れていて、一生の心臓の鼓動数は同じなんだそう。
どんな生物も、一生を精一杯生きているのです。
そう思うと生死感が変わって、すべての生命が愛おしくなり、嬉しくもなるのです。
巻末に収録された付録がすべてを語っています。

付録:一生のうた
1.ゾウさんも ネコさんも ネズミも
 心臓は ドッキン ドッキン ドッキンと
 20億回 打って止まる

オススメ人の情報
WEB
http://kenobject.exblog.jp/

Facebook
https://www.facebook.com/ken.works

【偉大なる未知の力】
新しい時代の扉がここに開かれる
新時代の生命科学は、未知の世界を理論と検証の融合で、分子生物学と量子力学の魅力に魅せられ、無限の奥行きを持つ仮説が生命の本質に迫ります。
完璧な説明ができない力、地場でも電場でもない本質的な力が存在することが明らかにされ、生物学の新たな地平が切り拓かれます。
学究心を刺激する内容が詰まったこの1冊は、焚書ものと糾弾された形態形成場の仮説に挑み、生命科学の新時代を切り開く意欲作です。
生命の力によって作用する生物学と量子力学の独特な世界に興奮せずにはいられません。
理論と検証の融合が解明する未知の力や奇跡的な現象に、心が震えるような感銘を受けること間違いなしです。

生命のニューサイエンス
出版社 工作舎
著者 ルパート シェルドレイク、竹居 光太郎 (訳), 幾島 幸子 (訳)

オススメする人
三田村光土里様

オススメするコメント
動植物を形成する原子や分子のような「モノ」に対し、記憶や経験のような熱量も質量も持たない「コト」は、どのように受け継がれているのか未だに解明されていない。
そこに斬新なアプローチを展開したのが「シェルドレイクの仮説」と呼ばれる理論である。
記憶は体内でなく「形態形成場」という空間上に保管され、それは距離を超えて共鳴し伝播するという荒唐無稽な見解だが、私たちは日常の中で感覚的に理解しているのかもしれない。

オススメ人の情報
WEB
http://www.midorimitamura.com/

【美しき自然】
感動の自然体験、自然の神秘に包まれた素晴らしい世界が待っています。
自然の一部であることに気づく喜びを味わい、生命の原理や環境問題を知識として深めることができます。
生命哲学者の評論が謙虚で大切なセンスを醸し出し、自然との共存を再認識させ、愛情に満ちた花の香りや鈴虫の音色に心が躍動します。
見えないものに心を向けることで広がる素晴らしい世界に感謝の気持ちが湧き上がります。
疲れた心に希望の光を灯し、自然の神秘を見逃さずに目覚め、深い感銘を与えること間違いなしです。

センス・オブ・ワンダー(新潮社)
出版社 工作舎
著者 レイチェル・L. カーソン、上遠 恵子 (訳)

オススメする人
四方幸子様(キュレーター、批評家)

オススメするコメント
海辺で幼い子どもとともに、自然の息吹を感じること。世界があることに驚き、自分が生き生かされていることに感謝すること。生命、非生命を超えて、その存在をいつくしむこと。

オススメ人の情報
WEB
http://yukikoshikata.com/

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