元気が出る本まとめ ~価値観を変える編~

様々なクリエイターがセレクトする元気が出る本ですが、私も一人のクリエイーターとしてセレクトして頂いた本の内容が気になり読んでいます。
いろいろな本を読み進めるうちに”本の共通点”について気が付きました。
創造する者同士が抱く共通点があることも納得できます。

紹介するのは価値観を変える本です。

未来に不安を感じたとき
不安は心を乱し、物事を冷静に判断することができなくなります。

次に、今の人生に疑問を感じたときは、自分自身に問いかけてみましょう。
「自分は何をしたいのか?」「自分にとって大切なことは何か?」自分自身が納得できる答えを見つけることが大切です。

そして、新しい一歩を踏み出すためには、まず小さな一歩を踏み出すことから始めましょう。
例えば、新しい趣味を始める、新しい本を読む、新しい場所に行くなど、自分が興味を持ったことを試してみることが大切です。
そして、失敗しても諦めずに挑戦し続けることが重要です。失敗は成功の基礎となります。
挫折しても、そこから立ち上がって次に進むことができれば、それが自分自身を強くすることになります。

最後に、自分自身を信じて、自分自身に自信を持ちましょう。自分にできると信じることが、未来に向けて進む原動力となります。
自分に自信を持つことで、自分が望む未来を手に入れることができます。

「ドロップアウト」とは、一般的な意味での「落ちこぼれ」という意味ではなく、社会の枠組みや既存のルールから自分自身を解放し、自分が信じることに全力を注いで新しい可能性を切り開くことを意味しています。
常識的な選択肢とは異なる道を選び、自分独自の価値観や目標に従って生きることも選択肢の一つとして挙げています。
また、本書では、多くの業界で成功を収めた人々が、自分たちがドロップアウトして成功を収めた経験や苦労について語っています。
自分自身の可能性についての考え方を変え、新しい一歩を踏み出す勇気を与えてくれるでしょう。

自分自身が必要な学校にいて、自分のやりたいことを追求できている場合、非常に素晴らしいことです。
自分の好きなことをして、それで生計を立てることができることは、確かに魅力的に感じられるかもしれませんが、それには努力や犠牲が必要です。
しかしその先には、自分が本当に望んでいる人生を手に入れることができる可能性があります。

一方、不必要な学校にいて安定した職に就くことを求めている場合、それは自分自身と向き合うことが必要かもしれません。
自分のやりたいことを見つけ、それに向かって努力することは、自分自身を見つめ直し、人生の中で本当に重要なものを見つけることにつながるかもしれません。
どんな人生を望んでいるかを見つけ、それに向かって努力することが大切です。
自分と向き合い、自分が本当に大切にしたいものを見つけることが人生にとって重要な一歩となるでしょう。

306:ドロップアウトのえらいひと(東京書籍)
ドロップアウトのえらいひと [ 森永博志 ]

ドロップアウトのえらいひと
出版社 東京書籍
著者 森永 博志

オススメする人
青木貴志様

オススメするコメント
未来に不安を感じたとき、今の人生に疑問を感じたとき、新しい一歩を踏み出そうというときに読んで欲しいです。
ドロップアウトはネガティブな言葉ではなく、新しいことへの挑戦。
何歳になってもドロップアウトは可能で、無限の可能性と人生を遊び尽す権利が人間にはあるんだと思わせてくれます。
僕が大学をドロップアウトし、今の仕事に飛び込むきっかけを与えてくれた本。

オススメ人の情報
WEB
http://www.macaronic.jp/

奥山貴宏氏が癌で余命2年と宣告された後に書いた回顧録です。
自分自身を徹底的に客観視し、不思議な引力を持つ文章で、彼の死への覚悟が伝わってきます。

読んでいる時も、読み終えた後も、心地よさや感動はなく、むしろ嫌気が立ち込めたと感じる部分もありますが、奥山氏の境地に感銘しました。
奥山氏は2005年に癌で亡くなっていますが、その才能の惜しさを感じます。
最高にクールな生き様、そして死に様を示した、非常に面白い本です。

ヴァニシングポイント
出版社 マガジンハウス
著者 奥山 貴宏

オススメする人
アサノシモン様(漫画・イラスト・デザイン)

オススメするコメント
啓発よりも何倍も楽しめる本です。
殆ど良い事を思い浮かべられない時、後味の悪さをほじくる享楽がある。
予め、「薦めてごめんなさい。」

オススメ人の情報
WEB
http://theshemons.blog.fc2.com/

Twitter
https://twitter.com/monshee

哀川翔さんの生まれてから役者となるまでの波乱万丈の人生を綴ったものです。
幼い日の父親の事故死から始まりますが、語り口に陰惨さがなく、読んでいると心地よい気持ちになります。
故郷の鹿児島から単身東京に脱出し、雑誌のライター業を経て、一世風靡セピアとしてデビューしました。
その解散後、役者となり、そして結婚。どんなときにも筋をまっすぐ通す哀川さんの生き方は、爽快な余韻の残る自叙伝です。

彼の独自の言葉の世界観にも笑わせられ、関心させられました。
筋の通った男前で読んでいると刺激を受けます。

「大人になる」というのは、いい意味にも悪い意味にもとれますが、たいていはちょっとおかしく感じることがあっても「世の中ってそんなもん」と諦めて、目をつぶれてしまうような人になることを指します。
しかし、哀川翔さんはそういうところが一つもなく、生きてきた人の言葉は厚みがあるから説得力を感じました。

俺、不良品。
出版社 東邦出版
著者 哀川 翔

オススメする人
川崎タカオ様(イラストレーター)

オススメするコメント
3月11日、大地震があった夜に読んだんですが、哀川翔の軽やかさと地に足の付いた考え方やそこで出来る最大限の行動力は、重い心を少し緩めてくれました。

オススメ人の情報
WEB
http://www3.big.or.jp/~t-kawa/

Twitter
https://twitter.com/kawakawasaki

彼女たちは仕事や恋愛に悩み、それぞれが違った目標を持ちます。
無為に過ごした日々から目覚め、条件の良い結婚相手を探すために奮闘します。
海外でのチャンスを見出そうとする人、結婚後に自分の人生を切り開こうとする人、そして家庭とキャリアの両立を望む人もいます。

男性が外で働き、女性が家庭を守るというステレオタイプから、社会的な女性の役割が変化する過程で、女性たちが様々な方法でそれに応じようとする様子を描いています。
彼女たちが思い悩んだ末に一歩踏み出す決断をする部分は、爽快感があります。
若い女性たちの恋愛についてのピュアなイメージを払拭し、女性たちが自分自身の生き方を見つけていく姿を通して、女性観を修正するきっかけとなるかもしれません。
この小説はかなり昔に書かれましたが、今でも女性たちの社会的地位が向上している現代社会において、より多くの人々に読まれるべき作品だと思います。

女たちのジハード
出版社 集英社文庫
著者 篠田 節子

オススメする人
秋葉あきこ様(イラストレーター)

オススメするコメント
5人の女性が、迷ったり流されたりしながらも自分の人生を切り開いていくようすを描いた小説です。
何度も読みたくなります。
そして、奮い立つような気持ちになります。

オススメ人の情報
WEB
https://i.fileweb.jp/akibaakiko/