元気が出る本~星野源編~

様々なクリエイターがセレクトする元気が出る本ですが、私も一人のクリエイーターとしてセレクトして頂いた本の内容が気になり読んでいます。
いろいろな本を読み進めるうちに”本の共通点”について気が付きました。
創造する者同士が抱く共通点があることも納得できます。

紹介するのは星野源さんに関連する本です。
話題に事欠かない方でありますが、著書を読むたびに新たな発見を頂きます。
星野源さんのことが好きな方はこの本も好きかもしれないと思い、一緒に読んでいただければ幸いです。

キーワード
・星野 源
・松尾 スズキ
・みうら じゅん
・穂村 弘
・大槻 ケンヂ
・若林 正恭
・バカリズム
・中島 らも

蘇える変態

出版社 文春文庫
著者 星野 源

オススメする人
イシダケイコ様(イラストレーター)

オススメするコメント
一度死にかけたからこそ、今を思いっきり生きてる! 
彼の音楽や芝居、文章にタダでは起きない強さを感じます。

オススメ人の情報
WEB
http://www.ishidakeiko.net/

オススメする人
流。様(イラストレーター)

オススメするコメント
こちらはエッセイではあるのですが、まず星野源という人物を知らなくてもただ笑える内容で、とてもお気に入りです。
また、ものづくりをする上での考え方や、闘病生活の際の心情が独特の表現で綴られており、なるほど、と関心する部分も多いので
是非オススメしたい一冊です。

オススメ人の情報
pixiv
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そして生活はつづく

出版社 文春文庫
著者 星野 源

オススメする人
ニシハマカオリ様(イラストレーター)

オススメするコメント
読んでておかしくて仕方ない。
腹がいたい、うんこがどうだ、自分は割り算も知らないしこんなにも馬鹿なんだ!そんな事がつらつらと書いてあるのに、馬鹿を通り越しこの人は天才だ。
かなわない、敬服。生活は大事にしないといけないし型にはまる必要もない。
マイケル・ジャクソンでもかけてちょっとダンスしたくなったよ。

オススメ人の情報
WEB
http://kao-line.com/

星野源さんの著書の中にも松尾スズキさんのことが好き、と見たことあありますのでこちらの本もオススメします。

大人失格

出版社 光文社知恵の森文庫
著者 松尾 スズキ

オススメする人
黒田潔様(イラストレーター)

オススメするコメント
芝居を良く観に行くのですが、最初に観たのが松尾さんと大竹しのぶさんの二人芝居でした。
兎に角、ずっと笑いっぱなしで、今まで観て来た芝居の概念を大きく変えるきっかけになったのが松尾さんの芝居でした。
本の中にもその鋭く乾いた笑いのエッセンスが詰まっていて、今でも読むと元気になります。

オススメ人の情報
http://www.kiyoshikuroda.jp/

星野源さんの著書を読んでいるとこれからもいろいろなブームを作っていく人であろうと思いました。
ブームの仕掛け人といえばみうらじゅんさん、みうらじゅんさんの本の紹介もします。

「ない仕事」の作り方

出版社 文藝春秋
著者 みうら じゅん

オススメする人
折原カズヒロ様(グラフィックデザイナー)

オススメするコメント
みうらじゅん氏は仏像やゆるキャラなど、好きなことを仕事にしていて楽しそうに見えますが、「自分洗脳」「一人電通」などけっこう努力をしていることがわかります。
逆境を面白がる、趣味は突き詰める、ネーミングでマイナスをプラスに等々、仕事や制作につながるキーワードがいろいろあります。

オススメ人の情報
WEB
http://www.ne.jp/asahi/orihara/k/

BLOG
http://ok-bd.blogspot.jp/

オススメする人
加藤陽子様(イラストレーター)

オススメするコメント
「マイブーム」「ゆるキャラ」などの生みの親である、みうらじゅんさんの書籍。
どの仕事なら食べていけるか、などとつい合理的に考えてしまいがちですが、もともと「ない仕事」を自分で作ってしまい、ブームを起すという、この発想そのものが、どのジャンルの仕事であっても良いヒントになるのではと思いました。

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http://katoyoko.main.jp/

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DT

出版社 角川文庫
著者 みうら じゅん 伊集院 光

オススメする人
陽菜ひよ子様(イラストレーター)

オススメするコメント
D.T.とは童貞のことだそうです。
今童貞な人が読んでも元童貞だった人が読んでも面白いというこの本ですが、女性にもおススメです。特に私のように非モテで、若いころの男子の生態などに疎い人が読んだら「あら、男子ってこんなかわいかったのね」と、全世界の男子がいとおしくなって、いろいろ悩むのが馬鹿らしくなるような気がします。

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個人的主観ですが、星野源さんと穂村弘さんって共通点が多いと思います。
穂村さんの著書も紹介します。

現実入門

出版社 光文社文庫
著者 穂村 弘

オススメする人
ノブカネユミ様(イラストレーター)

オススメするコメント
穂村さんのエッセイはどの本も面白いのでおすすめです。
思わず吹き出して笑ってしまうので電車で読むと変な人だと思われます。
この本の中では「1日お父さん」がとても好きです。

オススメ人の情報
WEB
http://nobukaneyumi.com/

オススメする人
いずみせら様(漫画家)

オススメするコメント
「人生の経験値が少ない」ことを気にしている筆者が、献血、モデルルーム見学、占いなど、人生でやったことないことに挑戦していく…というエッセイです。
私自身も怠惰で臆病な性格であり、「やらなくてもいい経験はやらない」と心に決めて生きてきた人間なので、非常に共感し、大笑いし、そして励まされました。
今も落ち込んだ時によく読んでいます。

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https://admisrsr.com/

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世界音痴

出版社 小学館文庫
著者 穂村 弘

オススメする人
椎木彩子様

オススメするコメント
私が元気になる本に共通するものは、新しい価値観を与えてくれた本だという事です。
その時の感動は読み終えた後も日常の中に残り、時に道しるべとなります。

オススメ人の情報
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http://shiikisaiko.jimdo.com/

オススメする人
ミナ・ヌクッタ様(イラストレーション/わくわくずー)

オススメするコメント
穂村弘さんのエッセイです。
あるあるからないないまで・・・なんだか愛おしく感じてしまいます。
いろんなコンプレックスがあってもいいんじゃないかって思える本です。

オススメ人の情報
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https://twitter.com/mina_nukuttaa

オススメする人
しろさめ様(絵描き)

オススメするコメント
人並みに本を読む私ですが、中でもエッセイを好んで読みます。
人の頭の中がそのまま素直に表れている文章に、特に魅力を感じるのです。
そんな私にとって、正直穂村弘さんのエッセイは魅力が強すぎます。
哀愁から垣間見える愛おしさ、そしてどこか共感できてしまう日々の数々。
決して電車の中で読まないことをすすめます。

オススメ人の情報
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本当はちがうんだ日記

出版社 集英社文庫
著者 穂村 弘

オススメする人
YUGO.様(イラストレーター)

オススメするコメント
自分が読んだ本の中で一番好きな一冊です。
人間誰しも格好良く生きることに憧れて、ときに無理をして、恥ずかしい失敗する。
そんな人間のダサい裏の部分を、穂村さんは格好をつけず本書にガンガン書き綴っています。
仕事のアイデアや制作で行き詰まった際にこの本を読むと、とにかく気が楽になります。。

オススメ人の情報
WEB
http://yugo.link/

にょっ記

出版社 文春文庫
著者 穂村 弘

オススメする人
おりでちせ様

オススメするコメント
日常のふとしたこと・小さなことを面白く綴られていて、くすりと笑える。
特別なことや大それた物語は無いけれど、それがいい。
なんだか前向きになれ、背表紙を見るとつい開いてしまう本です。

絶叫委員会

出版社 ちくま文庫
著者 穂村 弘

オススメする人
南阿沙美様(写真家)

オススメするコメント
元気を出すために読むのではなくて私の元気がまだ残っているか確かめることができる本です。
もうダメだ..と寝転んで適当に開いたページを眺めるように読み、ウフフと笑ってしまってよし大丈夫だ!と立ち上がる、ということを腹筋のように繰り返してます。

オススメ人の情報
WEB
http://minamiasami.com/

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学術小説 外骨という人がいた!

出版社 ちくま文庫
著者 赤瀬川 原平

オススメする人
村瀬尚子様

オススメするコメント
明治時代に『滑稽新聞』を発行した宮武外骨氏について赤瀬川氏が解説した本です。
パロディあり、風刺あり、洒落っ気あり、絵文字遊びなどなど幅広く内容が楽しい。
明治時代にこんな面白いジャーナリストがいたなんて!と驚かされます。

オススメ人の情報
WEB
http://naokomurase.art.coocan.jp/

オススメする人
太湯 雅晴様

オススメするコメント
今から100年近く前に、宮武外骨という人が新聞というメディアを駆使して行った表現の数々を紹介する内容です。
中にはアスキーアートの始祖と行っても良いようなものもあり、その内容の幅広さには驚かされます。
深刻な内容も軽やかに表現する様を解説してくれるので、飽きることない一冊かと思います。

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http://futoyu.com/

新解さんの謎

出版社 文春文庫
著者 赤瀬川 原平

オススメする人
加藤マニ様

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「元気になる本」というテーマを頂いた後に書棚を眺めてみても、とんと元気になる本が見当たらず、というのも、恐らくわたしにとって本を読むということは、元気になりたいからではないらしく、どちらかというと読中の驚きと興奮、読後に授かるちょっとした重量感をもつ闇、それによって得られる疲労感と充実感、が目的として大きいのだと改めて感じました。
特にフィクション作品に対しては益々この傾向が強いため、選書は赤瀬川原平さんのエッセイとします。本来なら一般的な表現に留めた特段面白くもない「国語辞書の用例文」ながら、こと三省堂発行の『新明解国語辞典』における、異様にアクが強い解釈、そしてストーリー性すら感じさせる独特すぎる用例に、もはや辞書自体にひとつの人格があるような、曰く、魚が好きで苦労人、女に厳しく金はない、そんな架空の人物像「新解さん」へ軽妙に迫ってゆきます。
どんな本であれ、さあ元気になるぞォ!として読むと、どうしても肩肘張ってしまうものですが、どちらかと言うと無意識のままで読後にちょっと体が軽くなるような、気付いたら、何だか心持ちが晴れているような、いないような。くらいがわたしにとって丁度良い「元気になる本」のようです。

オススメ人の情報
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http://www.manifilms.net/

優柔不断術

出版社 ちくま文庫
著者 赤瀬川 原平

オススメする人
藤原徹司様(イラストレーター)

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優柔不断ははたして短所なのか?
その切り口から、『とりあえず、ビール、二本ぐらい』と「ぐらい」を付けることにより、決断を天に委ねるなどの独自の例えや考察を交えた表現が秀逸。
なんでもないことやバカなことを大真面目に考える著者の人となりも垣間見え、最後は、『自分で短所だと思ってたトコロも実は長所なのかも…』と思わせてくれます。

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ボクはこんなことを考えている

出版社 角川文庫
著者 大槻 ケンヂ

オススメする人
ハイパーバトルチンパンジー様(絵描き)

オススメするコメント
大槻ケンヂの若い頃のエッセイ。
いろんな(変な)人がいて、いろんな世界があるんだなと、世の中の広さを思い知らされる本です。笑える話もあります。
あとがきでオーケンは自らを野狐禅(悟ってもいないのに悟ったようなことを語る人)だと言っていますが、物事をよく考え客観的に分析できてる人だなと思います。

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社会人大学人見知り学部卒業見込

出版社 角川文庫
著者 若林 正恭

オススメする人
川西ノブヒロ様(漫画家)

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芸人オードリー若林正恭さんのエッセイ。
ブレイクをきっかけに社会との向き合い方を問われ、悩みながら、時には心で唾を吐きながら世の常識に適応していく。
当たり前のことを当たり前に飲み込めない、世の中の不平に潰されそうになったとき、本の中の若林さんが一緒に歩いてくれる。

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オススメする人
石澤あやちか様(イラストレーター)

オススメするコメント
お笑い芸人『オードリー』若林正恭さんのエッセイ本。
世間に対して人見知りかつ疑心的である彼が日常の中で少しずつ世界を、そして自分を受け入れ理解していく。
笑えて、そしてなぜか泣けてくる、おすすめの本です。

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架空OL日記

出版社 小学館文庫
著者 バカリズム

オススメする人
中原青餅様(イラストレーター)

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架空のOLの架空の日常を記した日記です。
男性が何故こんなにも「女子」を書けるのかが本当に謎ですが、この主人公は実在するんじゃないかと思えるくらい、この架空の世界にハマれました。大好きな本です。
淡々と綴られる、女子たちのゆるすぎる架空の日常に癒されます。

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http://machinet—021.under.jp/021.htm

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砂をつかんで立ち上がれ

出版社 集英社文庫
著者 中島 らも

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アストロ温泉様

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「アホなこと」「無意味なこと」「変なこと」「不安なこと」「弱いこと」「ミジメなこと」「人と違うこと」「カッコ悪いこと」……
これらはどれも「悪いことではない」ということを、中島らもさんは教えてくれる。
そうならそうで、嘆いてたって仕方がない。砂をつかんで立ち上がるしかないのだ。

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