元気が出る本~坂口恭平編~

様々なクリエイターがセレクトする元気が出る本ですが、私も一人のクリエイーターとしてセレクトして頂いた本の内容が気になり読んでいます。
いろいろな本を読み進めるうちに”本の共通点”について気が付きました。
創造する者同士が抱く共通点があることも納得できます。

紹介するのは坂口恭平さんに関連する本です。
発想力と行動力には脱帽します。
創造して生きるキーワードをもらえる、そんな本を紹介します。

独立国家のつくりかた
出版社 講談社現代新書
著者 坂口 恭平

オススメする人
さとう かよ様

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落ち込んでいたわたしに友達が紹介してくれた本です。
本当に本当に素敵な本でした。
2年半ほどまえから、普段ずっと考えていたようなことが書かれていてとても共感できました。
元気と勇気をありがとうございます。

オススメ人の情報
WEB
http://www.kayotun.com

オススメする人
井口 皓太様

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元気が出る本について考えてみまして、

『独立』

というキーワードを思い浮かべました。
民主主義という中で生きる僕らにとって今、とても大切な事だと思っております。

物凄くぶっ飛んだことを説かれているようで、同時にごく当たり前の事を言われてるような、読みながら自問自答を繰り返してしまう不思議な一冊。
僕らが常識と捉えているもののラインをグニャグニャに分からなくさせてくれるので、それぞれの価値観、それぞれの幸福論が問われている今、改めて自分にとって必要なモノ・コトを整理する機会になるのではないでしょうか。
共感できない場合も、それはそれで燃えてきます。

オススメ人の情報
WEB
http://tymote.jp/

オススメする人
陣崎草子様(絵本作家、児童文学作家、歌人)

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震災は辛い出来事だったけれど、痛みを知ったことで人が築いてきた社会の

不具合を直感し、新しい考えを見出そうと動く若者が増えたように思う。坂

口恭平さんはホームレスの幸福を観察し、土地所有などの「現実」の概念を

疑うというユニークな方法論によって「不安」の幻想を暴く。日本社会を覆

う暗幕の中にパンクな愛の光を差し入れてくれる、鮮烈な存在。

オススメ人の情報
WEB
http://www.jinsakisoko.com/

オススメする人
伊東ユウスケ様(イラストレーター)

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癌で入院した友人にこの本(と手塚治虫のブッダ)を渡しました。
あまり本を読まない友人は、何度かの大手術を乗り越えて見事に復活。
そして退院後に「この本、むっちゃ面白かったわ!」と明るく言ってくれまた。そういう本です。

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WEB
http://i-howdydoody.com/

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https://www.instagram.com/yusuke_itoh/

オススメする人
佐伯朋子様(イラストレーター・絵描き)

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どうにかして人は生きていける。
大事なのは、良心をもって礼を尽くすこと。
隅田川在住の鈴木さんは、空き缶拾いの仕事をするときは必ず出してくれる人に直接交渉する。
家の改造にいそしみ、パートナーとお酒を飲んで楽しく暮らしている。
夢はリアカーの家で旅行。そうすればホームレスとは呼ばれず、日本一周を目指している途中と思ってもらえるから。
暮らす形を追い続ける坂口恭平が一軒一軒ノックし、お酒を酌み交わして引き出した生活の知恵とその精神。

オススメ人の情報
WEB
http://www16.plala.or.jp/tosaito/

cook
出版社 晶文社
著者 坂口 恭平

オススメする人
伊藤眸様(絵描き)

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作家で建築家で音楽家で画家の坂口恭平さんの毎日の料理の記録。
「作業の継続。これこそが、自分を健やかにする唯一のコツだ。」
料理をすることで明日のことを考えること、続けた中での変化とその記録。
みていると自分まですこやかな気持ちになってくる、不思議な料理本です。
何より日々のご飯がとってもおいしそう。

オススメ人の情報
WEB
http://hitomiito.com/

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https://twitter.com/Jecy_Losika

オススメする人
青山希望様(グラフィックデザイナー)

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料理が特に得意ではなかった坂口さんが、鬱を治すために料理を始める…という内容なのですが、料理をすることと精神の治癒を紐付けて語られているのが斬新だし、驚きと納得感があります。
料理というのもひとつの「創作」なので、やはり手を動かすことはメンタルの向上につながるなと改めて感じました。装丁もかわいいです。

オススメ人の情報
WEB
https://nozomiaoyama.com/

https://noneditions.stores.jp/

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孤独と不安との付き合い方を悩む人と同じ目線でアドバイスしてくれる感覚が似ている気がします。

孤独と不安のレッスン
出版社 だいわ文庫
著者 鴻上 尚史

オススメする人
オカダケイコ様

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劇作家・演出家の鴻上尚史さんの本。
一生孤独と不安からは自由になれない、 ならばそれらとどうつきあっていくのか。
鴻上さんご自身の経験談も交え、 「ひとり」を生き抜くアドバイスが詰まっています。
私はこの本でずいぶん救われました。

オススメ人の情報
WEB
http://okakei.jugem.jp/

坂口さんも音楽をやられているということで音楽に関する本も紹介します。

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【中古】 お前のブルースを聴かせてくれ 古市コータロー初の自伝 /古市コータロー(著者) 【中古】afb

お前のブルースを聴かせてくれ 古市コータロー初の自伝
出版社 音楽と人
著者 古市コータロー

オススメする人
たけしたまどか様(イラストレーター)

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THE COLLECTORS ギタリスト 古市コータローさんの生半可ではない自伝。
途中半べそかかずにはいられないが、とにもかくにも奮い立たせてくれる1冊。
手に取る度、ブルースを聴いてもらえるようにまだまだ精進しなくては!と思います。

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https://www.madoka-take44444ta.com/

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衣・食・住・音 音楽仕事を続けて生きるには
出版社 リトルモア
著者 角張 渉 木村 俊介 (他)

オススメする人
木村耕太郎様(イラストレーター)

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角張渉さんの、ある種のプリミティブさを持つ「好きなモノ・コト」に対する姿勢。
「仕事」対する姿勢。と境遇。勝手に自分と照らし合わせて力をもらえた。元気ももらえた。

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のめりこみ音楽起業
出版社 同友館
著者 日暮泰文、高地明 (他)

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kussy様(術ノ穴/Fragment)

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あるアーティストから『術ノ穴と近いのではないか?』と言われ勧められて読んだ本。
Pヴァインがインディペンデント音楽レーベルとして立ち上げから現在の信頼を獲得したまでの話。
とにかく純粋に好きなものにのめり込み、会社を続けてこられた筆者からは沢山の勇気をいただいた。
いつか日暮さんとお会いしたい。

オススメ人の情報
WEB
http://subenoana.net/

さらにアートに関する本も紹介します。

創造力なき日本 アートの現場で蘇る「覚悟」と「継続」
出版社 角川書店
著者 村上 隆

オススメする人
編み物☆堀ノ内様(イラストレーター、漫画家)

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『アーティストに何より求められるのはセンスや技術ではなく「執念」』という檄文から始まるこの本は、アートに関する本というよりも、仕事への覚悟や戦略を語ったビジネス書や自己啓発書に近い内容です。
私が、具体的な当ても無く、誰に頼まれたわけでもない編み物活動を始めた頃、果てしない単純作業に挫けそうになるたびに読みました。

オススメ人の情報
WEB
https://www.amimono.tokyo/

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https://twitter.com/amimono_hori