~新鮮な視点で世界を見る、心のリセット方法~ 元気が出る本 7選

様々なクリエイターがセレクトする元気が出る本ですが、私も一人のクリエイーターとしてセレクトして頂いた本の内容が気になり読んでいます。
いろいろな本を読み進めるうちに”本の共通点”について気が付きました。
創造する者同士が抱く共通点があることも納得できます。

紹介するのは【新鮮な視点で世界を見る、心のリセット方法】に関連する本です。
日常の小さな悩みから社会問題に至るまで、幅広いテーマを扱い、読者に深い洞察と共感を提供します。
愛と人間関係の複雑さを鮮やかに描き出し、自己発見の旅へと誘う内容は、知識だけでなく心の目覚めをもたらし、サクッとしたポジティブな判定は特徴的で、社会問題に対する独特の視点を提供し、読むことでサラリと元気になれます。
日常を観察する楽しさもあり、ユーモラスで軽快な内容が次の日への元気を与え、この本は、心が少し風邪を引いた時に暖かいブランケットと共に読むのに適しています。
イラストも心を和ませ、読むことで日常のストレスから解放され、リラックスした気分になれ、読後は、心がリセットされ、新鮮な視点を提供し、笑いと思索を通じて、忘れられていた子供時代の自分を再発見することができます。


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【読むたびに元気をくれ、ページをめくるたびに輝く希望】
石田衣良の作品に触れると、ただの読書以上のものを経験します。
この本は、愛と人間関係の複雑さを描き出す鮮やかな筆致で心を動かし、私たちの日常に深く潜む感情を呼び覚まし、ページをめくるたびに、あなたは自己発見の旅へと誘われ、深い思索と共感を促されます。
石田氏の雄弁な物語と考察は、単なるアイデアの集合体ではなく、人生の真実と共鳴する鏡のようであり、知識だけでなく、心の目覚めをもたらす深い感動があなたを待っています。

白黒つけます!!
出版社 角川文庫
著者 石田 衣良

オススメする人
井上 広一様


オススメするコメント

社会問題などの繊細な質問に対し、読者から送られてきたさまざまな意見のアンケートをもとに、著者がそれらを判定するという内容で、著者のサクッとしたポジティブすぎる判定が気持ちよく、社会問題などもいっしょに考えながら、サラリと元気になれる本。

オススメ人の情報
WEB
http://www.oryel.jp/


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【日常を彩るページたち】
毎月新聞を開くと、あなたはただの読書以上のものに没入します。
言葉ごとに、日常のありふれたものが驚異の作品へと変貌し、新しい意味を持ち始め、それは単なる文章の連続ではなく、目覚めであり、心の深層に響くひらめきの連続。
このページを通して、人生の単純さと複雑さについて問い、思考し、驚嘆し、日常の小さな事象が示す深い真実を探究するでしょう。
それは自己発見であり、好奇心の祭典で、あなたの心に新たな知識と理解をもたらし、毎日の生活が、人生の鮮やかなストロークを待つキャンバスとなる。
この本は、読むたびに新しい発見と、心に響く感動を与えてくれるでしょう。

毎月新聞
出版社 中公文庫
著者 佐藤 雅彦

オススメする人
山田佳一朗様

オススメするコメント
ピタゴラスイッチやだんご3兄弟でおなじみの佐藤雅彦さんが、毎日新聞紙上で毎月書かれた「新聞」です。
1号2ページなので、すぐ読めます。
佐藤さんの感覚は自分も感じているのに明確に意識していないことばかりで共感し、読後は脳がリセットされます。
3コマ漫画の「ケロパキ」も必見です。

オススメ人の情報
WEB
http://www.kaichidesign.com/

オススメする人
高橋マサエ様(イラストレーター)

オススメするコメント
佐藤雅彦さんが「だんご3兄弟」を作詞された時期にかかる、1998?2002年に執筆されたもの。
「じゃないですか禁止令」「かもしれないグッズ」など、日常を観察する視点を新聞テイストでたのしく味わえます。
マンガ「ケロパキ」もとってもキュート。
裏写りした新聞紙のような表紙デザインもたのしい。

オススメ人の情報
WEB
https://radial.jp/illustration/

Twitter
https://twitter.com/masae_radial

オススメする人
福士陽香様(イラストレーター)

オススメするコメント
様々なヒットCMを生み出し、ピタゴラスイッチの監修を務める佐藤雅彦さんの頭の中を覗き見できる小さな新聞。
寝る前に読んでいた頃、ユーモラスでクスッと笑える内容に次の日への元気をもらいました。

オススメ人の情報
WEB
https://www.harukafukushi.com/

Twitter
https://twitter.com/haru_fks

instagram
https://www.instagram.com/f___haru/


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【発見と洞察と感動の文学シンポジウム】
この本を手に取ると、ただの読書以上のものになります。
村上春樹の言葉は、私たちを人間の経験と感情の広大な世界へと誘い、各メール、各返信は、多様な思考と啓示に満ちた窓。
ページをめくるたび、あなたはつながりの温かさや発見のスリルを感じ、村上氏の洞察は、人生の複雑な問いを豊かなタペストリーとして織り上げます。
この本は、単なる文字の集合ではなく、世界的なシンポジウムのようであり、あなたは文学と対話し、新しい視点を得るでしょう。
これは感情的な旅であり、それぞれの質問が私たちを新たな理解へと導き、村上氏の言葉は、好奇心を呼び覚まし、つながりやインスピレーションを与えます。
本を閉じた時、新たな認識の始まりにいることを感じ、この読書体験は、あなたに新しい元気と発見の喜びをもたらすはずです。

村上さんのところ
出版社 新潮文庫
著者 村上 春樹、フジモトマサル (イラスト)

オススメする人
岡澤悦子様(ハンドクラフトデザイナー)

オススメするコメント
心がちょっと風邪を引いてしまいそうなときに、ブランケットをお供にこの本を読みます。
イラストも和みますし、なんだかジャズを聴きながら一緒にテーブルについて話を聞いている気がするのです。
中でもアイラ島の牡蠣の話がとても好きです。
いつか食べに行ってみたいなあ。

オススメする人
Kei Kawakami様(デザイナー、イラストレーター)

オススメするコメント
2015年に開設された小説家・村上春樹氏への質問を募集するwebサイト。
その一部をまとめた書籍です。
日常のちょっとしたことから人生の問題まで読者からの質問に対して氏の独特のユーモアを交え回答していく様を眺めていると、他種多様な価値観の人達が同じ時間を生きていることを実感でき、元気を与えてくれる一冊です。

オススメ人の情報
WEB
https://keikawakami.com/

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https://twitter.com/kwkmk_illust

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https://www.instagram.com/keikwkm_illust/


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【知性と芸術の融合と言葉のシンフォニー】
本を開くと、あなたはただの読書以上の旅に出るでしょう。
各エッセイは、繊細な折り紙のように展開され、深い洞察と創造的な驚異を明らかにし、これはイノベーションへの魅惑的な旅で、佐藤氏の天才的な映像芸術性が言葉のシンフォニーに変わります。
アイデアの迷宮を進みながら、新たな視点と啓発の光があなたを照らし、この本は、五感を魅了する視覚的かつ知的な饗宴です。
佐藤氏のストーリーテリングは、日常を魔法のように変え、日々の観察を驚くべき啓示へと導き、彼の言葉はあなたの好奇心に共鳴し、探求と理解への欲求をかき立てます。
この本は心の安息の地で、知性と芸術の調和の中で日常の混乱が消え、ページをめくるごとに、あなたの心も佐藤氏の考えと共に明晰さと驚異に包まれ、変革的なビジョンによって永遠に変わるでしょう。

考えの整頓
出版社 暮しの手帖社
著者 佐藤雅彦

オススメする人
稲葉朋子様(イラストレーター)

オススメするコメント
佐藤雅彦さんの作るものが好きなのですが、こちらは「暮らしの手帖」に連載されているエッセイで、佐藤さんの日常における視点や発想のきっかけを垣間見ることが出来ます。
他の著書のようなイラストはありませんが、活字欲はしっかり満たされながらも、頭は柔らかく、心は元気になる本です。

オススメ人の情報
WEB
http://tomokoinaba.com/

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https://twitter.com/tomoko_inaba

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https://www.facebook.com/tomokoinaba.illustrator/


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【心を揺さぶるブルーナの生涯と芸術】
ブルーナ氏の魅力的な人生を紐解くこの本は、ただの読書体験ではありません。
シンプルな線と鮮やかな色で描かれた彼の世界に足を踏み入れることになり、ページをめくるたびに、彼の子供時代の暖かさや芸術への情熱が感じられます。
ミッフィーのイラストの優しさから、彼の創作過程への洞察に至るまで、感情のシンフォニーを体験し、芸術に込められた心の鼓動や、シンプルさへの愛、完璧さへの探求を感じてみてください。
あなたは彼の旅の仲間となり、彼の人生の勝利や苦闘、笑い、涙を共にし、この本は単なる物語ではなく、夢が形になる世界への招待状。
家族の温もりと想像力が時代を超越した創造を生み出す世界であり、作品は感情的な抱擁であり、芸術の永続的な力を示し、単純なことが大きな喜びをもたらすことを教えてくれます。

ミッフィーからの贈り物
出版社 講談社文庫
著者 ディック・ブルーナ、講談社 (編)

オススメする人
須貝美和様

オススメするコメント
世界中の人々に愛され続けているミッフィーの生みの親、ディック・ブルーナ(1927-2017)。
ブルーナが表現する色・線・形は、シンプルでありながらも温かみやユーモアがにじみ、
見る者の心を幸せな気持ちにさせてくれます。
本書はブルーナへの77の質問を通して、創作の本元である彼の人間性をうかがい知ることができます。
ブルーナが物語る言葉のひとつひとつに、万物への愛を感じます。

オススメ人の情報
WEB
https://sugaimiwa.com/


もうだいじょうぶ!の本 [ ス-ジ-・ベッカ- ]
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【小さな哲学者たちの洞察と答え】
この魅力的な小さな本を開くと、小学生たちの奔放な知恵とユーモアがあふれ出し、驚くべき洞察と深い感動を与えてくれます。
彼らの想像力豊かな解決策は、日常の悩みから地球規模の課題まで様々であり、読むと、子供たちの純粋で未開発の可能性と明晰さに心温まる思い出がよみがえります。
鮮やかなイラストは、ページを創造性と驚異のキャンバスに変え、喜びと視覚的な楽しさを加えてくれ、若い哲学者たちは、単なる答え以上のものを教えてくれ、人生の無限の可能性と世界を新たな視点で見る力を思い出させてくれます。
この本は、若々しい洞察力を称賛し、深い理解が単純な頭脳からもたらされることを示し、子供たちの目を通したこの感情的な旅は、希望を再燃させ、笑顔をもたらします。
ページをめくるたび、笑い、思索し、子供時代の自分を再発見し、子供たちが共有する無限の想像力と心からの知恵に、あなたも畏敬の念を抱くはずです。

もうだいじょうぶ!の本
出版社 飛鳥新社
著者 スージー ベッカー、落合 恵子 (訳)

オススメする人
まつもとゆり様(イラストレーター、グラフィックデザイナー)

オススメするコメント
小さな頃から家にある絵本で、実家を出てもずっと手元に置いています。
小学生たちが社会問題や日常の悩みにアドバイスしてくれる、子どもならではのユーモアが詰まった本です。
スージー・ベッカーのイラストも素敵です。
子ども達の純粋な愛を感じるコメントには心を打たれます。
30年前の本ですが、解決策の中には、いま現実になっているものもあり面白いです。

オススメ人の情報
WEB
https://yuripe730.wixsite.com/yuripe

Twitter
https://twitter.com/yuripe730


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【世界観を変える読書と共感の新たな視角】
この本を読むと、海外生活や国際結婚に関する深い洞察に引き込まれます。
ただ物語を語るだけでなく、人間の感情や社会構造の複雑さについて考えさせられ、各章は共感と同情の違い、レッテルの影響、そして日常で見過ごされがちな偏見に立ち向かうことへの洞察を提供します。
これは単なる読書ではなく、知的かつ感情的な目覚めであり、多様性の複雑さと人間の行動の微妙さを深く掘り下げ、真の理解の本質を捉えます。
他人の視点を通して世界を見ることの重要性を強調し、自分の経験を超えた人間の物語を受け入れることを教えてくれ、ページをめくるたびに、個人的な成長の旅に出て、共感の感覚と多様な視点への新しい認識を深め、変革的な経験を経て、周囲の人々とのより深いつながりを築きます。
この本は、世界の理解を豊かにし、人間の多様性の美しさを大切にすることを促す一冊です。

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
出版社 新潮文庫
著者 ブレイディみかこ

オススメする人
関美希奈様(イラストレーター)

オススメするコメント
以前足を骨折して身も心もボロボロな時、この本に出会って楽しく療養できました。
本作はイギリスに住む日本人の著者「母ちゃん」と、アイルランド人の配偶者の間に生まれた思春期の「息子」の日常会話が主です。
学校や近所での不条理というミクロな問題から、イギリスや世界共通の社会問題というマクロな問題が著者の視点や考察を通して浮かび上がるところが面白いです。

オススメ人の情報
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