~命の輝き、愛の熱情~ 元気が出る絵本 5選

様々なクリエイターがセレクトする元気が出る本ですが、私も一人のクリエイーターとしてセレクトして頂いた本の内容が気になり読んでいます。
いろいろな本を読み進めるうちに”本の共通点”について気が付きました。
創造する者同士が抱く共通点があることも納得できます。

紹介するのは【命の輝き、愛の熱情】に関連する本です。

【自然と愛、心に寄り添う大きな木の物語】
大きな木に育てられた少年が、自然や木、そして人間のエゴイズムについて学ぶ物語を紹介しています。
子どもも大人も心を包み込む力があり、何度も読んで自分自身を見つめ直すことができます。

物語に登場する大きな木は少年に愛を与えることで自らの品格を高めていると解釈できます。
物語は様々なレッスンを教えてくれます。

世代を超えて翻訳され、読まれ続けるこの物語は、シンプルでありながら複雑で、心に深い後味を残します。
そして、物語を通して伝えられるメッセージは、世界中の人々に寄り添うことができます。
このような素晴らしい物語を知り、学ぶことができて、胸が熱くなります。

おおきな木
出版社 あすなろ書房
著者 シェル・シルヴァスタイン、村上春樹(訳)

オススメする人
谷口 智則様

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与えられる人より、与える人になりたい。そんな風に思える絵本です。

オススメ人の情報
WEB
http://tomonori-taniguchi.com/

オススメする人
手塚貴晴様

オススメするコメント
何の変哲もない絵本に見えてこれが深い。
命が如何に引き継がれて行くのかということが愛情いっぱいで描かれています。
親とはこういうものだということがよくわかります。
初めて見た日は寝れなくなりました。

オススメ人の情報
WEB
http://www.tezuka-arch.com/japanese/

オススメする人
つくしあきひと様

オススメするコメント
児童向けの絵本ですが、読み手の年代によって感想も大きく異なります。
だから、子供のいる人にも、子供のあなたにも、一人でいる僕みたいな人にも、色んな人に読んでみてほしいのです。
僅かな文章で、深く深く考えさせてくれます。

オススメ人の情報
Twitter
https://twitter.com/tukushia?lang=ja

オススメする人
山崎 なみこ様

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少年とりんごの木のストーリー。
押し付けることもなく、見返りを求めることもなく、ただそこに在り続ける愛の形をシンプルな絵で表現されていると思いました。

オススメする人
ninko ouzou様

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短大時代リトミックの先生に教えていただいた本。
与え続ける木を通して、愛する事ってなんだろう?と深く考えさせられる一冊。

オススメ人の情報
Blog
http://ameblo.jp/ninkoouzou/

Twitter
https://twitter.com/ninkoouzou

FaceBook
http://www.facebook.com/ninkoouzou.kemozou

【人生の意味と与える喜びを伝える】
人生の意味を考える名作です。
その言葉「人の価値は与えることで測られる」とは深い意味を持っています。
この本は、子供たちや若者にも向けられた、難しいテーマである「死」に優しく触れる作品です。
巣立つ子供や別れる先生に寄り添う完璧な本であり、ポジティブなメッセージや人生の意味について考えさせられます。
多才で徳のある人々は愛され、思い出は心に残ります。受け継がれた知識を次世代に伝え、助け合うことの大切さを示します。
この名作は、悲しみと共に希望と生きる力を与えてくれます。与えることの重要性を教えてくれる素晴らしい作品です。

わすれられないおくりもの
出版社 評論社
著者 スーザン・バーレイ、小川 仁央 (訳)

オススメする人
はるみるく様(イラストレーター)

オススメするコメント
死を迎えたアナグマが、残してくれたものはなんだろうと、動物たちがふりかえり、前をむいて歩んでいくお話の絵本です。
私は何を受け取り、何を伝えていける人になれるだろう。
この絵本のように大切なことを伝えていける絵本作家になりたいです。

【心に響く絵本の魔法】
小さな日常の中にある輝きを浮かび上がらせる魔法のような絵本です。
その絵本を大きな声で読むと、心に温かな光が差し込みます。

この絵本は、ずっとともに過ごしたい宝物です。
連続する質問には今答えることができなくても、自分自身を見つめ直すきっかけとなるでしょう。
詩人の問いと透明な絵が、私たちに深い問いかけを投げかけます。あなたならどう答えるでしょうか?

詩人が私たちに問いかけているのです。
私たちが誰について語っているのか、考えさせられます。
この絵本は、日常の小さな輝きを見つめる魔法のような存在です。
私たちにとって問いかけの大切さを教えてくれます。

最初の質問
出版社 講談社
著者 長田 弘、いせ ひでこ (著)

オススメする人
高安恭ノ介様

オススメするコメント
長田さんが綴った質問は、自分との沈黙の対話に繋がります。
問いかけることや問いに対して考える時間そのものもとても大切なのだと感じました。
読み終えたとき、心の中から温かいものが静かに満ちてゆく気がします。
やわらかだけど、しなやかにしたたかに、澄んでいるものが。

オススメ人の情報
WEB
http://kyonosuke-takayasu.com/

【社会と幸福を考えよう】
政治や社会問題について多くの人々が関心を持っているということです。
しかし、同時に人々は幸福や幼児教育、自己防衛や生き方についても考えているようです。
私たちは、社会的問題について議論する必要がある一方で、私たち自身や私たちの子供たちの将来についても考える必要があります。
私たちは、高評価を得るためにではなく、真実を追求し、良識的に問題に取り組むことが重要です。
私たちは、貧困と格差に苦しむ人々を支援する必要があり、社会全体で人間らしく生きることを目指す必要があります。
環境問題も重要であり、地球上のすべての生命体にとって危機的な状況に直面しています。
私たちは、問いかけ続け、環境保護や持続可能な開発に取り組む必要があります。
このようなテーマは、私たちが一人で抱えることのできない問題であり、社会全体で協力して解決する必要があることを示しています。
私たちは、幸福と尊敬を追求し、私たち自身と他者を尊重する生き方を選択することが重要です。

世界でいちばん貧しい大統領のスピーチ
出版社 汐文社
著者 くさば よしみ、中川 学(イラスト)

オススメする人
かとうまふみ様

オススメするコメント
南米ウルグアイのムヒカ大統領のスピーチ。
本当の豊かさとは。
口先だけじゃない言葉がずしりと伝わります。

オススメ人の情報
WEB
http://www.mafumikato.com/

【希望の光、牛飼いの勇気】
牛飼いの勇気と決断。放射線汚染の土地で、牛たちと共に生きる決意。
絶望的な状況でも彼らは救いと希望を与える存在。
牛飼いの心の痛みと負担を背負いながら、彼らは生活を続ける。
政府の責任や原発事故の闇も浮かび上がる。
しかし、彼らの意味深な決断と牛への深い思いは、私たちの心に響く。
彼らの勇気は私たちにも勇気を与え、人間の関係や生き方について考えさせる。
希望の光となるメッセージを発信する福島牧場の物語。
心を揺さぶる絵と共に、読者の心に深く刻まれる。

希望の牧場
出版社 岩崎書店
著者 森 絵都、吉田 尚令 (イラスト)

オススメする人
原田マサミ様(イラストレーター)

オススメするコメント
東日本大震災の原発事故により立ち入り禁止区域になった牧場のお話です。
これほどに力強く想いのこもった絵本は貴重です。原画展では絵を描いた吉田さんにお話を聞きましたが沢山の葛藤や伝えたい気持ちが溢れて大変だったそうです。
子供から大人まで幅広い方に見てもらいたい絵本です。

オススメ人の情報
WEB
https://atelier-de-nanairo.com/

Blog
https://blog.atelier-de-nanairo.com/