様々なクリエイターがセレクトする元気が出る本ですが、私も一人のクリエイーターとしてセレクトして頂いた本の内容が気になり読んでいます。
いろいろな本を読み進めるうちに”本の共通点”について気が付きました。
創造する者同士が抱く共通点があることも納得できます。
紹介するのは川内有緒さんに関連する本です。
パリで生きる、海外で力強く生活されている様子が描かれています。
普段日本でしか生活をしていない私の中で自分のアイデンティティ等を考えさせられる本です。
他にも海外での生活が描かれている本も紹介します。
パリでメシを食う。
出版社 幻冬舎文庫
著者 川内 有緒
オススメする人
河井いづみ様
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パリで暮らす10人の普通の人々にインタビューし、彼らの人生を描いた本です。
海外生活ならではの辛い事は多い、常に自分を持っていないといけない。
だけどパリはいつでも美しく、ふと特別な喜びを感じる瞬間がある。
日本だろうと海外でだろうと、生きるって辛いけど幸せ。
カチコチに固めてしまっていた頭が、気持ちが、すーっと軽くなる。そんな本です。
オススメ人の情報
http://kawaiizumi.com/
パリの国連で夢を食う。
出版社 幻冬舎文庫
著者 川内 有緒
オススメする人
あまのさくや様(絵はんこ作家/さくはんじょ)
オススメするコメント
31歳でパリの国連に転職し、五年半の勤務した女性のエッセイ。
現在の自分とほぼ同年齢で、「転職のたびに大陸を変える」と茶化されながら、運命に導かれ、家族の死や結婚を経て、現在は作家に転身。
もがきながら一つ一つに答えを出しつつ生きる姿に勇気づけられ、なんだってできる気がしてきます。
【うまくいかなければ、そのとき考えればいい。】
なんだか無敵な言葉だなあ、と。
その他にもパリで実際に生計を立てて暮らす日本人へのインタビューをまとめた『パリでメシを食う。』もまた、刺激的な一冊です。
↓
パリでメシを食う。 (幻冬舎文庫) [ 川内有緒 ]
オススメ人の情報
WEB
http://www.amanosakuya.com/sakuhanjyo/
パリに関する本も紹介します。
パリのアパルトマンから
出版社 大和書房
著者 アトラン さやか
オススメする人
中根ゆたか様(イラストレーター)
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フランス人のいい感じの「ゆるさ」がなんとも心地よいです。
オススメ人の情報
WEB
http://www.yokuwarau.com/
パリの女
出版社 紀伊国屋書店
著者 アンドレ モーロア,ニコ ジェス(写) (著), 朝吹登水子 (訳)
オススメする人
MIL様(イラストレーター)
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たまたま古書店で手にしてパラパラめくっていたら、見覚えのある写真で思わず手が止まる。
何と、シュガーベイブのジャケットのイラストの元ネタの写真が載っていてびっくり!
そして、その次のページをめくると、Weekend “The View From Her Room”のジャケットに使用されてる写真で二度びっくり!
復刻され、現在も容易に入手できるので、音楽好きな方にも手に取って欲しい1冊。
ブレッソンやエルスケンなどの昔のフランスの写真家が好きな方にもおすすめです。
オススメ人の情報
WEB
http://www.geocities.jp/mil_milkroom/
パリ・世紀末パノラマ館 エッフェル塔からチョコレートまで
出版社 中公文庫
著者 鹿島 茂
オススメする人
苗様(イラストレーター)
オススメするコメント
さまざまなトピックから世紀末のパリを俯瞰した本。
フランス文学研究者の鹿島茂先生の語り口が冴えてる一冊です。
魅力的な街がとりわけ輝いてた時代にわくわくします。
オススメ人の情報
WEB
http://naenae3755.whitesnow.jp/
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海外で生活する本も紹介します。
ニューヨークの魔法のじかん
出版社 文春文庫
著者 岡田 光世
オススメする人
itou・megumi様(イラストレーター)
オススメするコメント
ニューヨークの人たちは、人の垣根が低い。
そして、ユーモアのセンスが抜群。
読むとニューヨークにすぐ行きたくなります。
チャプターが細かく区切ってあってサラッと読めます。
オススメ人の情報
WEB
http://www.itou-megumi.com/
シモネッタのデカメロン イタリア的恋愛のススメ
出版社 文春文庫
著者 田丸 公美子
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emimino様(イラストレーター)
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多様な価値観を知ることは楽しいものです。
欲望に忠実すぎるイタリア人男性の思考は衝撃的であり、羨ましいような絶対お断りしたいような見習いたい点もあるような。
思い通りにならないのが人生だしそれは彼らだって同じだけれど、そんななかでも精いっぱい楽しむために努力をし尽くすさまはあまりにも純粋で、時にあきれ、時に心を打たれます。
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海外で挑戦する、した方の本も紹介します。
青春漂流
出版社 講談社文庫
著者 立花 隆
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本城直季様
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うまく行く人生なんてないし、あったとしてもつまらない。
若いときはみんな挫折して、思い悩んで。
でも、きっと元気でます。
僕も悩みの20代の頃読んで元気でました。
オススメ人の情報
WEB
http://www.honjonaoki.com/
調理場という戦場
出版社 幻冬舎文庫
著者 斉須 政雄
オススメする人
シロくま先生様
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料理もデザインもつくるという点は一緒だから、ほぼ一緒。
他にも色んな職業がある。
つくっているものは違うけど、共通しているのは「人の気持ち」をつくること。
だからこの本はたいへん勉強になった。
自分はこれでいいんだなと確認もできた。
装丁も葛西薫さん。
よく似合ってると思う。
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http://chimaski.jp/
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風見ニノ様(デザイナー)
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斎須さんという料理人の方のお話ではありますが、受け取り方によって全ての職業の人にオススメできると思います。
仕事や日常で何か壁にぶち当たってしまった時、心の内側からたぎるように灯をともしてくれる、そんな素敵な本ではないでしょうか。
オススメ人の情報
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http://nezi-d.tumblr.com/
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旅行者の朝食
出版社 文春文庫
著者 米原 万里
オススメする人
平野拓也様(グラフィックデザイナー)
オススメするコメント
ジャンル気にせずに色々な本を読みますが、気合い入れて本を読むと疲れてしまうので、気づいたら料理関係の本ばかり読んでしまっている。
その中でも米原さんのエッセイはインテリジェンスとユーモアがいい具合に煮込まれつつ、さっぱりとした読後感がある。
オススメ人の情報
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https://takuyahirano.com/
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チャックより愛をこめて
出版社 文春文庫
著者 黒柳 徹子
オススメする人
落合恵様
オススメするコメント
徹子さんのキュートっぷりにどきどきします。
オススメ人の情報
WEB
http://www.ochiai-megumi.com/