990.木に学べ 法隆寺・薬師寺の美(小学館文庫)
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最後の法隆寺の棟梁と言われた西岡氏の名エッセイ。
自分はイラストレーターだが、アーティストでは無く職人だと思っている。
一流の職人の魂とあり方を学べ、また自分は木工もやるので非常に得るものがあった。
西岡氏の教えは生き方の上でも仕事の上でも指針となるモノが多い。
991.つなみ(径書房)
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1998年に他社から発行されて絶版、その後径書房から復刻された。
短編で読みやすいが内容はとても深い。
戦後間もない日本の漁村が津波にのみ込まれ、家族を失った少年が新しい家族に包まれて、生きる気力を取り戻し成長していく姿に、人間の強さを感じる。
992.戦いいまだ終らず(集英社文庫)
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とにかく痛快でスケールが大きい。
実業家で会社再建の神様と言われた坪内寿夫氏をモデルに書かれた伝記的小説。
働くとは何か仕事は何か生きるとは何か、が胸に迫ってくる。
小説が終わってもまだまだ続きが読みたくなり、読み終わった自分が一回り大きくなったような錯覚に陥る。
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