3335.古くてあたらしい仕事(新潮社)

オススメするコメント
ひとり出版社「夏葉社」の島田潤一郎さんによる本書。
島田さんの文章から感じられる仕事に向けられた誠実な眼差しは、仕事が自分の手の届くところから見知った誰かの顔を思い浮かべながら極めて具体的に立ち上がっていく手触りを思い出させてくれるし、そこに仕事本来のすこやかさを感じて優しく背中を押されました。

3336.工藤直子詩集(角川春樹事務所)

オススメするコメント
工藤直子さんの詩には、懐かしく吹いてくる風を新しく感じるような新鮮さで、いま地球に立っている確かさだったり不思議さだったりを軽やかに描いた言葉にハッとさせられます。
私は本書にも収録された「今日」という詩が好きで、それを読んで今日も「よし！よし！」と思います。

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