はつきむ

3307.ショートソング(集英社文庫)

オススメするコメント
短歌は幸せなときにハマらない。けど、幸せの過渡期には詠みたくなる。主人公の克夫はチェリーボーイ。
繰り広げられる青春ストーリーの行く末が気になりつつも、読み進めるといつのまにか短歌が自分の日常に近づいてくる。
人の色んな幸せと不幸せな形がちょっと顔を覗かせて、その素直さで元気になる。

3308.満ちる腕(短歌研究社)

オススメするコメント
伊藤紺さんの短歌は、夜の小雨だ。寝る前に音楽をかけずに、ベッドで寝転がりながらこの歌集を読むと、不安でやるせない気持ちがすっと消えていく。着飾らない、自分の話し言葉のようで、そのどれもどれもに感情移入してしまう。
「べつべつの人間なのに花の咲く匂いで一緒に笑えてよかった」(収録短歌)

オススメ人の情報
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https://note.com/1996ryok/n/nee587ef17118

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