佐々木奈菜

3213.クレーの絵本(講談社)


オススメするコメント
パウル・クレーの絵画に谷川 俊太郎さんの詩がとても合っているなあと思います。
私は「黄金の魚」と「黒い王様」の詩が特に印象に残っています。
谷川さんの詩って、きれいごとでも、悲観的でもなく、物事のそのままを受け取りやすい言葉で書かれているところがとても好きです。

3214.違国日記(祥伝社)


オススメするコメント
登場人物ひとりひとりの心の動きや成長がとても丁寧に繊細に描かれている漫画です。
両親を亡くした「朝」と朝を引き取った叔母の槙生の関係性の変化や、学生時代の何者かになりたい葛藤や、生きづらさや、やさしさがとてもリアルです。
まだ連載中の漫画なので、今後の展開も楽しみにしています。

3215.キッチン(角川文庫)


オススメするコメント
吉本ばななさんの小説は、学生時代にとてもたくさん読んでいました。
その頃出版されていたものは大体読んでいましたが、特に「キッチン」の主人公のみかげにはとても感情移入して、高校生のころの私の生活に溶け込んでいました。
この本を読んで以降の私は自分が好きな雰囲気のキッチンを見つけるたびに「いいキッチンだな~」と思って、そこで眠ることまで想像していました。
それから、カツ丼がやたらと食べたくなったりしてました。読後、じんわりと元気がでます。

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