様々なクリエイターがセレクトする元気が出る本ですが、私も一人のクリエイーターとしてセレクトして頂いた本の内容が気になり読んでいます。
いろいろな本を読み進めるうちに”本の共通点”について気が付きました。
創造する者同士が抱く共通点があることも納得できます。
紹介するのは【松本 大洋】に関連する本です。
【ピンポンの魅力と心に響くマンガ】
松本大洋の『ピンポン』は、スポーツの壁を超えた感動を読者にもたらし、卓球を背景にした物語が、成長や友情、立ち直りの心に深く触れ、独特な絵が物語の深みを増幅させます。
この作品はスポーツ漫画を超えて、人生の複雑さと感動を描き出す傑作であり、試合の超越的な描写は、芸術と感情の神聖なシンフォニー。
アニメ化された作品も魅力的ですが、原作ページにこそ真髄があり、『ピンポン』は、普遍的なテーマを通じて読者の心を深く共鳴させ、人間の成長と美しさを称賛します。
ピンポン
出版社 小学館文庫
著者 松本 大洋
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峯岸圭様(イラストレーター)
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才能とかセンスがどうしても物を言う分野ってありますよね。残酷だけど。
だからこの作品を読んでると、身につまされる気にもなる。でも不思議とすがすがしい。
登場人物は皆、それぞれできらめいている。絵もセリフもカッコイイ。
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http://mine0541.wixsite.com/keim
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ながえありさ様(イラストレーター)
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卓球を通じた少年たちの葛藤の物語です。
独特の線のタッチと人物の会話が印象的。
読了後の爽快感好きで、元気になりたい時に何度でも読み返します。
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ひまだなか様(絵描き)
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私の元気の出る本は、松本大洋さんの描いたピンポンという漫画です。
初めて読んだ時に登場人物の繊細な描かれ方、構図や勢いのある線をみてとても感動しましたし、今も力を頂いています。
作品を読み終えると背中を少し押してもらえたような気持ちになり、とても好きです。
また、舞台になっている片瀬江ノ島辺りへ出掛けたくなります。
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ナカムラミサキ様(絵描き)
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「音楽」はヤンキーがなんとなくバンドを組む物語、「ピンポン」はインターハイを目指す卓球部の高校生の物語なのですが、
この2つの漫画の個人的な共通点は、どちらも制作意欲を奮い立たせてくれることです。
初めて音を出した時の興奮やインターハイに向けて自分を追い込んでいる様子は読んでいてすごく熱い気持ちになりますし、「わたしも頑張ろう!」と思わせてくれます。漫画の展開も清々しくて大好きです!
↓
音楽(カンゼン)
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坪本幸樹様(イラストレーター)
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高校卓球を舞台に躍動する、主人公とライバルたちの苦悩と成長を描くスポ根漫画です。
“才能の壁”という残酷な課題に向き合い、もがきながら前に進む姿に、「自分も頑張ろう」と思わせてくれる作品です。
絵も言葉も魅力的で、何度読んでも松本大洋さんの表現力に圧倒されてしまいます。
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https://kokitsubomoto.myportfolio.com/
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【子どもたちの生きる奇跡と心の深層】
マンガの世界は魅力的な感動を紡ぎ出し、子どもたちの生活を描くこの物語は痛みや喜びを織り交ぜ、心の奥深くへと誘います。
松本はリアルな肖像を描き、家族の絆や成長を丁寧に描き出し、学園は温かな場所となり、感情の探求へと導きます。
ストーリーとイラストが見事に調和し、読者を没入させ、このマンガは視覚を超えた感情は豊かな読書体験を約束します。
Sunny
出版社 小学館
著者 松本 大洋
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吉岡ゆうこ様
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『鉄コン筋クリート』『ピンポン』で描かなかった(描ききれなかった?)親と子の関係を温かな目線ながら実直に愚直にしかし淡々と描かれている松本大洋さんの集大成と呼ぶに値する作品だと思います。
水墨画のような描画でどのコマを切り取ってもイラストレーションとして成立するクオリティ、台詞もとても心に響きます。
今の子供達にも読んで欲しい一冊。
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https://www.atelier-fabrique.jp/
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山口オサム様(イラストレーター)
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松本大洋さんのファンでもあるのですが、キャラクター、ストーリーとも特に印象的な作品です。
絵としてのパワーが一番好きなのですが。。
親の勝手な事情で「星の子学園」に預けられた愛に飢えた子供達。
登場人物それぞれのストーリーがリアルで悲しい。
主人公の髪が真っ白だったり、ニベアで母親を思い出したり、、。
何度読んでも胸が詰まります。
ただしラストは元気の出る、ほっとするエンディングです。
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https://indigo-giga.jimdofree.com/
【子供時代の複雑さとユキとマコトの物語】
感受性と現実の複雑な絡み合いが、子供時代の無邪気さと共鳴し、この作品は伝統を超え、心に訴える冒険へ導きます。
松本の描写は感情の迷路を丹念に探求し、子供時代の複雑さを繊細に描き出し、この物語は壮大な結末ではなく、日常の美しさと子供時代の複雑さに光を当てています。
松本の作品は常識を覆し、感情と願望に響きます。読者を深い認識へと導く物語で、大人になる過程や無邪気さの裏側を探求し、理解を再定義し、子供時代の神秘を思い起こさせます。
Go goモンスター
出版社 小学館
著者 松本 大洋
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えだまめ(コーリキコータ)様(イラストレーター)
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小学校の生活にうまくなじめないユキと彼を理解したいと願うマコト。
やさしいような寂しいような二人の関係が好きです。
つらいことがあってもあたたかな光が差すような時間がほんのすこしでもあれば生きていけるような、そんな気分になるお話です。
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https://sleepytanukino.tumblr.com/
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https://twitter.com/sleepymame
【感動と哲学の交差点と深遠な旅】
シロとクロの魅力的な物語への誘いは、松本大洋の才能を垣間見ます。
二人のキャラクターが持つ複雑な物語は、光と闇、希望と絶望の深層を探求し、宝町の背景は物語を彩り、ページごとに魅力的な街の表情を映し出します。
松本の巧みな筆致が人間の複雑さを物語り、このマンガは言葉の力を超え、感情と哲学を織り交ぜた没入型の世界へ誘います。
単なる作品ではなく、考えさせられるテーマと魅力的なビジュアルが共鳴する、心に響く体験であり、読者を深い感動と考察の旅に連れ出す、松本作品の魅力にぜひ触れてみてください。
鉄コン筋クリート
出版社 小学館文庫
著者 松本 大洋
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太田侑子様(イラストレーター)
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中学生から今まで、ずっと大好きな松本大洋さんの漫画です。
その中でも、鉄コン筋クリートは初めて読んだ松本大洋さんの漫画で、ストーリーはもちろん、線、キャラクター、建物、コマ割り、全てが初めての感覚で、ものすごい衝撃を受けたのを覚えています。
絵の道を志すきっかけにもなりました。
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https://ootayuko.jimdo.com/
【心揺さぶる剣士と魅力的な世界】
竹光侍の世界への旅は驚くべき魅力が溢れ、主人公の心の深さと剣術の腕前、そして優しさが交錯する壮大な物語。
松本の芸術は挑戦的ですが、その深みには読者を魅了するシンプルな美があり、表現の奥深さは感情を豊かに伝え、江戸の息づく風景を繊細に描きます。
この物語は単なる視覚の饗宴ではなく、瀬野の優しさと力強さが変革をもたらす力強いメッセージがあり、彼の旅を通じて、人の心の根底にある痛みと愛情が浮かび上がります。
竹光侍の魅力に引き込まれ、心温まる物語の深淵に触れてください。
竹光侍
出版社 小学館
著者 松本 大洋、永福 一成
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池田孝友様
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全部がめちゃくちゃに良すぎる。
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http://kosuke-ikeda.com/
【知恵と勇気の源】
この魅力的なアンソロジーは、糸井重里の知恵が松本大洋のイラストと共に織りなす、人生の真実に寄り添う言葉の宝庫です。
ページをめくるたびに、深い洞察と勇気、そして内なる自己への探求心が満ち、この本は、言葉の魔法で心を育み、新たな視点で人生を見つめ直す旅へと誘います。
不完全さを受け入れ、進化し続けることの美しさを垣間見るこの頁は、心の闇に光を差し込み、希望の扉を開き、言葉の力で癒しを与え、成長と変容の可能性を示し、深遠な理解と内省を探求する人々に、静かな響きをもたらします。
あなたの内なる声に触れ、深い共感と心の軽さをもたらし、読む者の魂を温かく包み込み、新たな創造と自己発見の旅へと導いてくれます。
ボールのようなことば。
出版社 ほぼ日文庫
著者 糸井重里、松本大洋 (イラスト)
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tommy様(NUBO)
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先輩が紹介をしてくれて出会った一冊。
歌詞を書いていて言葉に詰まる時、誰かに言葉をプレゼントしたい時、自分を少しだけ抱きしめてあげたい時、この本をパラパラとめくっては言葉のキャッチボールをしています。
私にとって、懐かしい地元の友人の様な一冊です。
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http://nuboweb.com/
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https://twitter.com/nubo_official
【感動と美しさに溢れている、世界のアーティストたちが共同で創作したスケッチブック】
このスケッチブックのプロジェクトは、私を深く感動させました。
世界中のアーティストたちが、同じ本に絵を描くという試みは、驚くばかりです。
彼らの才能と創造力が、その中に詰まっていることは、目を見張るものがあります。
それぞれのアーティストのコメントからは、絵を描くことに対するプレッシャーや不安、自分の絵に対する評価などが伺え、彼らがどれだけ情熱を注いでいるかが伝わってきます。
しかしながら、一見派手な絵ばかりに目が行きがちですが、静かな絵も綺麗だったり、タッチに感心できるものがあることにも注目したいと思います。
そして、このプロジェクトの収益が、識字率の低い国に図書館を建てるために使われるということは、感動的です。
最後に、宮崎駿さんも参加しているこのプロジェクトを通じて、若い子たちが何かを感じ、インスピレーションを受けてくれることを願っています。
このプロジェクトは、芸術と社会貢献を両立させた素晴らしい試みであり、今後も続けられることを願います。
スケッチトラベル
出版社 飛鳥新社
著者 堤大介 (著), ジェラルド・ゲルレ (著), 福島敦子 (イラスト), フレデリック・バック (イラスト), ジョン・ ハウ (イラスト), 宮崎駿 (イラスト), 松本大洋 (イラスト), 森本晃司 (イラスト), 寺田克也 (イラスト), 上杉忠弘 (イラスト), 丹地陽子 (イラスト)
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misato.様(イラストレーター)
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71名のアーティストたちが、それぞれ絵を描き、手から手へと渡された世界を旅したスケッチブック。
アーティストたちの、作品のもつ雰囲気や個性がすばらしく、自分の制作活動を掻き立ててくれる一冊だと思います。
オススメ人の情報
WEB
http://3-3-10.com/
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https://twitter.com/misato08280
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田ヶ喜一様(イラストレーター)
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ルール「スケッチブックは参加アーティストが必ず手渡しをする」
「絵が旅をする」世界を代表するクリエイター達が「縁」により生まれた奇跡的な本。
是非絵だけではなく「きっかけ」から読んでほしい、このスケッチブックの重みや微笑ましいアーティスト達のコメントや考えがとても刺激的で元気を与えてくれる一冊です。
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https://twitter.com/nico_taga
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popman3580様(イラストレーター)
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2011年、一冊のスケッチブックに世界を代表する作家たちが作品を描き、次の作家へ手渡しで託す。
そうして世界を旅して完成したスケッチブックがチャリティーオークションにかけられました。
日本からも宮崎駿監督や松本大洋氏など多くの著名人が参加しております。
「スケッチトラベル」はそのスケッチブックに描かれた数々の素晴らしい絵の作品集です。
オススメ人の情報
WEB
https://www.pixiv.net/member.php?id=4403712
twitter
https://twitter.com/popman3580