Yuki HIJIKATA

3108.あらゆるところに同時にいる アフォーダンスの幾何学(学芸みらい社)


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生態心理学という学問の入り口としてとても分かりやすい一冊です。
私たち人や生物が世界(環境)からどのように情報を受け取っているのか(例えば盲目の方がどのようにして周りの状況を知るのかなど)、ジェームズ.J.ギブソンが構築した世界を知るための糸口を佐々木正人氏が優しい言葉で分かりやすく書かれています。

3109.モモ(岩波少年文庫)


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時代を超えて普遍的な物語に心が温かくなります。
現代人がつい忘れがちな時間の大切さを思い出させてくれます。
私がこの物語に出会ったのは大学生の時でした。児童小説ですがむしろ大人が読んだら内容に、はっ、とするかも。

3110.光の場、電子の海 量子場理論への道(新潮選書)


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量子力学の発展の歴史を著者が時代を追いながらドラマチックかつユーモラスに解説しています。
文系にも分かるよう数式抜きで説明してくれていて、私には読みやすかったです。
内容も化学史における革命の連続があり、学者同士の微妙な人間関係なども読んでいて面白い。

3111.銀河鉄道の夜(新潮文庫)


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いつでも宮沢賢治を読むと童心に帰ることができます。
この本は短編集なのできっとお気に入りの話が見つかります。私は「黄いろのトマト」という話が深く心に残っています。
純粋に自然の美しさを感じられていた頃の感情や、物語の中の日常の営み、子供ではどうにもできない世の中の理不尽さ。
そんな中でも、どこか世界は美しい。そう思わせてくれます。

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