千原徹也

3013.「マルサの女」日記(文藝春秋)


「マルサの女」日記 [ 伊丹十三 ]

オススメするコメント
子供の頃、漫画やテレビ、映画が大好きで、本を読む習慣がありませんでした。
母に「中学までに本読む癖つけないと一生読めないよ」と言われてもなお、手に取ることがなかったですが、テレビで映画「マルサの女」と出会い、伊丹十三さんに興味をもちはじめて自分で買った本が「マルサの女日記」でした。
ページ数も文章量もとてつもないボリュームでしたが、一気に読める内容でした。
本が好きになるには、好きなモノと関連づいた本から入るといいなと思いました。
手に取ると今でもあのころを思い出しますし、僕も映画撮りたい!と勇気がわく本です。

3014.ただの歌詩じゃねえか、こんなもん(新潮社)


ただの歌詩じゃねえか、こんなもん (新潮文庫) [ 桑田佳祐 ]

オススメするコメント
桑田佳祐という存在に憧れます。
華やかなヒットチャートを駆け抜ける天才のように人は思うけど、この本を読むと、クリエイターとしての苦悩や怒り、哲学を感じる。
松本隆や阿久悠といった作詞家へのアンチとリスペクト、人間らしさが垣間見える。
ものづくりをする1人として、デザイナーとして、ただのデザインじゃねえかこんなもんって、すべてを笑い飛ばして自分のクリエイティブをつらぬいてやるぞ!って勇気と元気をもらえる。

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