今村翔吾

3036.真田太平記(新潮文庫)

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方々で言っていますが、やはり外せないのはこの作品です。
私が小学校五年生の時に初めて読んだ小説です。
小学五年生の、しかもこれまで読書をしたことがない子どもを惹きつける圧倒的な魅力があります。
真田家親子の一生を丁寧に描いた作品であり、他に特筆すべきは「草の者」と呼ばれる、いわゆる忍者が活躍するところ。これがかっこいんです。
かなりの長編ですが少しずつ読み進めていく価値はあります。

3037.風の武士(講談社文庫)


新装版 風の武士(下) (講談社文庫) [ 司馬 遼太郎 ]

オススメするコメント
司馬遼太郎作品といえば「竜馬がゆく」であったり、「燃えよ剣」、「坂の上の雲」であったりが真っ先に語られがちですが、私は敢えてこの「風の武士」をおすすめします。
氏は歴史小説の大家でありますが、初期作品は伝奇的要素が強いのが特徴です。
この作品もその一つ。柘植信吾という伊賀同心が、今の和歌山に隠れているとされる「安羅井国」の調査を命じられ、様々な勢力と戦いながら旅を続けるという神秘的な作品でもあります。

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