パピヨン本田

2838.美術手帖2012年3月号 REAL TIMES(美術出版社)


オススメするコメント
たぶん高校生の頃に初めて買った美術手帖です。
「Chim↑PomプレゼンツREAL TIMES」という見出しに惹かれて買った記憶があります。
その頃Chim↑Pomと言ったら渋谷駅の「明日の神話」に原発のメルトダウンをモチーフにした絵を追加でくっつけて炎上していた人ら、くらいの認識しか自分にはなかったけど、なんとなく気にはなっていました。
その頃は、美術に初めて興味を持ち出した頃だった気がします。
美術に興味を持ち出したと言いつつ絵を描くのが好きだったくらいで、ほとんど美術館にも行ったことがなかったので、この美術手帖を読んでビビりまくった覚えがあります。
めっちゃ美術かっこええ、、、自分もこんなんやりたい、、、てな感じで。
田舎にいてネット環境もほぼ死んでるみたいな環境にいた自分には、そこから美手帖のバックナンバー、最新号が唯一の情報源となるのです。
その後に出たダミアンハースト特集も世界にはこんなもん作ってる奴がいるのかと黒船的衝撃を受けすぎて、友達やら親に見せて回ってた覚えがあります。(うわあ恥ずかしい!)
このあと、高校演劇にハマりすぎたので、東京にきてからも舞台やったりで、美術一本っていうことにはならないわけなんですけど。
これからも、ティーンがロックのレコード聴いてバンドやりたくなっちゃうみたいに、読んだらティーンが美術のことを好きになれるような特集をよろしく頼んます美術出版社のみなさま。
それとあの時の自分から心からのありがとうを。それではここで一曲!ザ・アンダートーンズで「Teenage Kicks」!

2839.とかげのトホホ(ポプラ社)


オススメするコメント
一番記憶に残ってる児童書ですね。
小さい時の子供っておんなじ本をボロボロになっても何回も何回も読んだりしますよね。
自分もこの本がボロボロになるまで何回も彼らの小さな出会いとお別れを見送ったわけです。
最近思い出して改めて買ってみました。かわいくて切ないお話も、柔らかい絵もとっても素敵。
自分も、もし本を作るならこんな本がいいなって思います。
何冊も刷られる本もいいけど、何回も読んでもらえる本がいいなあ。
大人になってもある時ふと思い出してもらえるようなそんな本が作れたらって思ったりします。
それではここで1曲!TOMOVSKYで「SKIP」!

オススメ人の情報
Twitter
https://twitter.com/papiyonhonda