2827.海も暮れきる(講談社文庫)

オススメする人
勝見ふうたろー様

オススメするコメント
自由律俳句の巨人・尾崎放哉の人生の終わりを描いた小説です。
才能に溺れて人を見下したり、過去の過ちを思い出して悶々としたり、もう死のうと決めたのに誰かが手を差し伸べれば泣いて喜んでしまったり、良くも悪くもとにかく人間臭い「放哉さん」の最期の暮らしに宿る美しさが胸を打ちます。

オススメ人の情報
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著者などの情報
吉村 昭

更新日
08/05/2021