2670.ケンタロウの「おいしい毎日」(講談社＋α文庫)
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この本は僕が高校生の時に出会った本で大好きな料理家ケンタロウさんのエッセイ集。
イラストレーターという職業があるというのを知り、自分もそういう生き方したいなぁ～と初めて思わされた一冊。
ですが内容はそういうものではなく食べ物のことやケンタロウさんの日常のこと、お会いしたことはないですがとてもいい人柄を感じれる本で、いわゆる町中華で繰り広げられる食への葛藤「隣の芝生」、男心をくすぐられる「腹ペコ俺のしびれる朝ごはん」は腹ペコ男子は必読。
心が満たされない時はお腹を満たしましょう。
2671.夜のくもざる 村上朝日堂超短篇小説(新潮文庫)
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文:村上春樹さん 絵:安西水丸さん で作り出される超短篇小説。
文章と絵があんまり関係なかったりするんですがなぜか物凄くピッタリと合っていて、物凄いセンスを感じさせる最高の一冊。
内容も自分が地面から2、3センチ浮いているんじゃないか？と不思議な感覚になる魅力的な話ばかり。雨の日に都心から外れた煙草くさいチェーン店系の適当なコーヒ屋で読みたい本です。
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