宗前月子

923.パリのおばあさんの物語(千倉書房)

オススメするコメント
パリに住む一人のおばあさんの一生が書かれています。
パリに住んでいたからといって、特に華々しい部分はありません。
一人の女性の一生のお話といったほうがいいかと思います。
私も同じ女性。こんな風に、いろいろな出来事の中で年をとっていくのだと、物悲しさも感じたりもします。
それを可愛いおばあさんのイラストととも読みます。
読み終わった後、装丁に描かれた色のような少し重いものが心に残ります。
「また毎日を生きて行こう、私として」そう思える本です。

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