941.きりこについて(角川文庫)

オススメするコメント
ブスという言葉が身も蓋もなく繰り返されるのに面食らいながらも、痛快さを感じずにいられません。
美醜に対する価値観の持つ力の大きさ、そして曖昧さ、誰もが振り回されがちなブスと美人。
それはそうなんだけど、だから何？って、自分も他人も肯定しながら逞しく人生を送れたら。
そんな勇気がわいてくる本です。

942.天使突抜一丁目 着物と自転車と(淡交社)

オススメするコメント
マリンバ・木琴奏者の通崎睦美さんによる、アンティーク着物や京都のことが書かれたエッセイ。
これだけ聞くと堅苦しい内容かなと思えますが、実際はその真逆の楽しい本です。
色々なしきたりや決まりごとに対してしなやかな自分らしい目線を持ってらっしゃる通崎さんがとても魅力的。
軽快な文章と相まって、書かれている世界の面白さにぐいぐいと引き込まれます。
装幀や文中に挟まれた写真の数々も素敵です。

943.マザー・テレサ100の言葉(女子パウロ会)

オススメするコメント
マザー・テレサの言葉が書かれたものはどれを読んでも真っ直ぐに響いてきますが、この本は薄くてコンパクトにまとまっているところがさらにマザー・テレサを身近に感じられて良いのです。
随所で、イエスさまについてご自身の温かくやさしい言葉で語られています。

944.午後の恐竜(新潮文庫)

オススメするコメント
読み終わった後、世界にひれ伏したくなるような気持ちでいっぱいになりました。

オススメ人の情報
WEB
http://www.maccomac.com/