清水智裕

768.ニョロニョロのひみつ(ムーミン谷の仲間たちより)(講談社青い鳥文庫)

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ある日突然家を出たムーミンパパは、不思議な生物、ニョロニョロとともに旅をします。
意思疎通の出来ない相手に対し、彼ができることは勝手に推測し、解釈し、納得すること。
物語の後半、猛烈な雨と雷のなか、彼はひとつの結論にたどりつきます。

結局、僕は他人を理解することなんてできない。だけど、他人の目を通して自分をもういちど見ることが出来る。
自分のことすらちゃんとわからないんだから、それで十分なんじゃないか。

1329.ともだちは海のにおい(理論社)

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体操とお茶がすきないるかと、読書とビールがすきなくじら。
広い海の片隅で、体格も性格も違うふたりのくらしが綴られる。
日曜日の理想的な過ごし方があるとするなら、たぶんこのふたりの毎日がそうなのだろう。

1330.からすたろう(偕成社)

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変わり者でがっこうでもひとりぼっちだった少年は、ふだん見慣れているものに美を見出す才能があった。
山の自然に長けていて、からすの鳴きまねが得意な彼のつつましくも豊かなこころには、はっとさせられる。
美しい絵とシンプルな文章に、どうしようもないほどの郷愁に駆られる作品。

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