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683.おこりんぼさびしんぼ 若山富三郎・勝新太郎無頼控(広済堂文庫)


オススメするコメント
勝新太郎が好きになった流れで読んだ本。
勝新太郎の兄、若山富三郎を山城新悟の視点で見た本なのだが、若山富三郎の豪快さ、かわいらしさを山城新悟の滑らかな文章で綴る。
山城新悟自体が既に面白い人物なのだが、彼の文章の巧さは特筆もので、この本をきっかけに他の著書も買うことに。
ただ、その中でも最も読んでいて面白かったのが本書でした。
豪快かつ、今の世の中ではちょっとあり得ないような事柄も出てくるが、読み終わった後になぜか心が温かい、そんな本でした。

684.工夫貧乏のシアワセ(双葉社)


オススメするコメント
久住昌之さんのお父さん「オジハル」による、生活の中のちょっとした面倒な事を工夫、もしくはズボラに過ごすために作ったアイテム達が次々と出てくる。
結果使いにくかったり、見た目が非常に悪かったり、「そんなこと面倒くさがるなよ!」という物だったり。
ただ、そこから見えてくるのは思いついたままに創意工夫するオジハルのかわいらしさ、そしてそれを眺める久住さんの視点の温かさ。
本書は前作「工夫癖」の第二弾であるが、こちらも手に入るならば是非。

オススメ人の情報
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