鴻奈緒

554.竜馬がゆく(文春文庫)


オススメするコメント
動乱の幕末を駆け抜けた竜馬の生涯を綴った名作。
男も女も竜馬に恋せずにはいられまい。
虫けら同然の郷士の身分に生まれた寝小便垂れ小僧が、愛嬌と才気たっぷりに回天の道を突き進む、その豪胆で泥臭い生き様に魂が呼応し、まるで己が事のように興奮して止まない。
自信を喪いかけた自己を暗澹たる闇から掬い上げる力を呼び起こしてくれる一冊。

555.くさをはむ(講談社)


オススメするコメント
シマウマが草を食べているだけの絵本。
でもこの本を開くと、翠のそよ風が頬をなで、真っ青に澄んだ香りが鼻腔を駆け抜けていく。
心のままに生きること、その営みの尊さが肌に直接感じられる。
自分が大地に生き、大地に育まれていることを思い出させてくれる。大きな優しさと温もりに包まれて、荒んだ心も凪ぎ、安らいでいくから不思議だ。

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