宮沢哲

091.生きて死ぬ智慧(小学館)


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生命科学者による現代詩訳がついた般若心経の本です。
私にとって般若心経の事は、全く理解していませんでしたが、「無」という概念は、何もないというより、無限の広がりを感じる「有」だと知りました。
落ち込んだ時、悩んだ時など、これを読むとほんの少しだけ元気がでます。
またデザインとも通じる「感覚的な何か」を感じる事もあります。

092.「ハンバーガーを待つ3分間」の値段(幻冬舎)


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私が大好きな本です。忘れた頃に手に取って何度も読み返す本です。
元々、私は「おもしろい」を生み出す職種である、ゲームデザイナーにある種「凄み」を常々感じていました。
目に見える「現象」の「本質」を見るために、人とは違った視点で見ることの出来る大切さを感じます。

093.テクノ手芸(ワークスコーポレーション)


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「手芸と電子工作」を組み合わせた作品の作り方が書かれた本です。
古くて閉鎖的にも思える手芸に電子工作という組み合わせが新しく、でもなぜか昔から知っているような、なつかしい感じ。
読むだけでも作品達はかわいいので楽しいですが、手を動かして何かを作るのはやはり元気がでます。

094.FULL MOON(新潮社)


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私は子供の頃から毎日のように夜空を見上げてました。そこに浮かぶ月が単純に好きです。
でも私が生まれる前に既に人は月に着陸していたという事実。にわかに信じられませんでしたが、この写真集には強烈な説得力と、ハッセルで撮った強烈な闇の黒さと光りの白さが、生々しさと恐怖と興奮を想像させます。
いつかは私も月にいけるのでしょうか。

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http://www.anddesign.jp