村井和章

254.究極の旅(めるくまーる)


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究極の旅 OSHO禅の十牛図を語る [ オショー・ラジニーシ ]

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村井和章様

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人が生きていくために必要な本は2冊ある。
1冊はあなたの現状を肯定する本で、もう1冊はその現状から1歩踏み出す成長ための本、正反対の2冊だ。

この「究極の旅」は現状の自己を肯定するある意味宗教書といえる。
バグワンという老師のインドプーナでの即興の対話を収めた講話録。

500ページの本だが、手にして開いた所から読み始めればよい。
そこには
「一切の理想を落としなさい、あなたはいまのいま、そのままのあなたでハッピーになれる」
神は今のあなたを是認しているのだと語りかける。
いまここにいる幸せを感じることが歌のように、繰り返し書かれている。

本当に打ちひしがれた時、人はこころの基礎をなす自己肯定から始める必要があるのだ。

255.呪師に成る(二見書房)

255:呪師に成る(二見書房)
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ヤキ・インディアンの呪術師ドン・ファン・マトゥスの下で砂漠での修行を記した本。

カルロスは夕暮れの中、死にかけた動物を見つけ、それに心が釘付けになる。
しばらくして、それは岩肌に引っかかったぼろ布が風に旗めいていた事に気がつく。
彼は勝ち誇ったようにそのことを師に告げると、師は呪師が優れているのは、死にかけた動物であることとぼろ布であることを選び取れるということだと、教える。

人が行う現状から1歩踏み出す努力は、選び取られた意思であり、価値幻想と感動を見続けるということだ。
生きていく目的意識が人を成長させ元気にする。

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