佃弘樹

052.初期のいましろたかし(小学館)


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この漫画の登場人物達は華やかさの欠片もない、どうしようもない人達ばかりで、そんな人達が一生懸命に生きていこうとするんだけれど、社会に上手く馴染めずに、延々と空振りばかりする様子が描かれている。
僕はそんな登場人物達が愛おしくて仕方なく、何度も読み返しては元気をもらっている。

053.ベビーブーム(イーストプレス)


オススメするコメント
顔が球体に円錐だけという父親と、毛玉のような子供のやりとりが、カラフルでダイナミックな絵と擬音だけで表現されている。僕は著者と知り合いで、彼は独身で子供とは無縁な生活をしているのを知っているが、彼のどこから、こんなにカワイイ発想が出て来るのかが、不思議で仕様がない。