猪原秀陽

2922.バカとゴッホ(講談社)


オススメするコメント
高校生の頃、近所の本屋さんでこの「バカとゴッホ」をたまたま見つけ、表紙になぜか猛烈に惹かれて購入したことを覚えています。
読んでみると力強くも美しい線や独特の絵の質感と現実から少しずれた無二の世界観に思い切りはまってしまい、また、三人の主人公の生き生きとした青春の物語の中に随所に描かれた卑屈さやずるさ気まずさダサさは思春期真っ只中だった私の焦りや不安を少し楽にしてくれました。
作品は今でも色褪せずに輝きを放っており、読むとその強いエネルギーに感化されて漫画を描きたくなります。

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