七字由布

277.ガラクタ捨てれば自分が見える(小学館文庫)


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「断捨離」関連の書籍の中でも先駆け的な存在であるベストセラー本ですが、未読の方にはぜひお勧めしたいです。
物を整理し身の回りの環境を整えることの奥深さを感じます。
元気がないなと感じたときこそ、自分を見つめ直す機会かもしれません。

278.エプロンおじさん(国書刊行会)


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懐かしい昭和の雰囲気をまとった、日本初の男性料理研究家、牧野哲大氏のレシピ本。
レシピもさることながら牧野ご夫妻へのインタビューで構成されるご夫妻の半生を書いた読み物が可笑しくも素晴らしく、シャキッとした暮らしぶりにつられるように元気をもらえます。

279.あしたはうんと遠くへいこう(角川文庫)


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角田光代作品の登場人物はどれも懸命だけれども不器用な様子が痛々しくもリアルで、共感したり、他人の生活を覗き見してる気分になったり。
こちらもそんな女性が主人公の一冊。
最初に読んだ、日々、焦りを感じていた20代前半の頃は主人公のだめさにどこかほっとした作品でした。
誰にでも元気を与える本とは言えないかもしれませんが、「がんばれ」と言われたくないときに。

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