小池 アミイゴ

181.三四郎(新潮文庫)


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青年期の日本の東京本郷辺りを、迷える青年が自分の足で歩いている。
その活き活きとした描写がスバラシイ!有り余る電力も、スマホもネットもなくても人は生きていたんだ!そして、こんな風景がその後の震災や空襲、バブル経済などにより失われたことに思いを廻らせ、今を考える。

182.体の贈り物(マガジンハウス)


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エイズに侵された人たちの絶望と希望が交差する日々を、ホームケアワーカーの静かな視線で語られる生と死の物語。
マガジンハウス刊の装幀画を担当させてもらった際、関わるスベテの人が「絶対に良い本にしよう」と情熱を注いだ1冊。
人間は死からも、元気や希望を削り出せることを学んだ仕事です。

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