野間寛貴

2546.楽毅(新潮文庫)


オススメするコメント
「人がみごとに生きることは、むずかしいものだな。」の一節からはじまるこの物語は、古代中国戦国期の名将 楽毅の生涯を描いたものです。
矜持を貫く楽毅の清らかな生き様と、恬淡としつつも著者の想いのこめられた文調は、読むごとに私の心を静かで澄んだものとしてくれました。
私にとっては羅針盤のような一冊です。

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