あわい

2330.あるようなないような(中公文庫)

オススメするコメント
川上弘美さんのエッセイを折にふれて開きます。
何度も読んでいるので、スルスルと読んでしまいそうになりますが、なるべく丁寧に読みます。
川上さんの文章を読むと「夜中だけど散歩したいな」とか「いつもは入らないスーパーに行ってみようかな」みたいな気持ちになります。
劇的に元気が出るわけではないけれど、じんわり体の芯から温まるように元気が出ます。
それはなかなか冷めずにしばらく残ります。ささやかなことかもしれませんが、ささやかだからこそ貴重なものだと思います。
川上さんの本、エッセイだけではなく小説も素晴らしいのでぜひ。

2331.漁港の肉子ちゃん(幻冬舎文庫)

オススメするコメント
物語を読んでいる最中には、自分という存在がいなくなります。
極端な言い方をすれば、読んでいる間は死んでいるような感じです。
そして本を閉じた時にまた生き返ります。無茶苦茶なことを言うなあと思うでしょうが、物語を読むということは、そういうことだと思っています。
西加奈子さんの書く物語は、死んで生き返らせる力がとても強いです。
読んだ後には、世界は自分がどう見るかで全然違うのだ!という気持ちになります。

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