北林みなみ

2250.ともだちは海のにおい(理論社)

オススメするコメント
なんてことない箱の中に入った古いおもちゃの宝石を、ひとつひとつ丁寧に取り出して、光に透かしてみたら、なるほど、ぴかぴか光ってとってもきれいだね。
って大切な人と2人きりでおしゃべりするような感じの本。お茶とビールを飲みながら。

2251.二十億光年の孤独(集英社文庫)

オススメするコメント
温かいお茶に浮かべた氷みたいな詩集。
さみしさだけを置き去りにして、それを少し遠くから愛おしげに眺めてるような感覚。
この詩集を読むと、自分の不安定な感情が、バランスをとって勝手に真っ直ぐになる。
自分よりさみしいものに出会って、まだ自分は平気なのかもしれない、と安心する感覚に似ている。

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