森ガキ侑大

2010.伊達政宗(山岡荘八歴史文庫)


オススメするコメント
伊達政宗の育ての師匠、虎哉宗乙との関係が書かれていて伊達政宗が若くしてあれだけのスタープレイヤー(戦国武将)に成り上がっていった理由などが創作で書かれているがとても心をうつ書になっている。
伊達政宗という男は本当に面白いんです。
武田信玄、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康などのスタープレイヤーがたくさん生まれていく中、18歳で家督を相続して23歳で奥羽をまとめて24歳で日の本を手に入れた豊臣秀吉と対抗に戦おうとする姿は本当にかっこいい。
どうやってこんな人物がうまれたのか?
その先も江戸幕府をしっかりと支えて事実上、天下統一をしているのではないかと思わせる人物。
そんな、政宗の受けた教育、方針や仲間を大切にする考えは現代社会にすごく勉強になり、勇気をもらえる書になっている。

伊達政宗のような生き様を真似したくなる。

2011.おじいちゃん、死んじゃったって。(幻冬舎文庫)


オススメするコメント
この本は、映画化された後(映画の脚本)を小説に書き直した書です。
映画とはまた、違うストーリーになっていて細かい家族の絆や葛藤が表現されていてとても読みやすい。
心地よいテンポの文体でかかれていて重たいテーマなのにそれを感じさせないのもすごく、ぐっとくるポイントです。
おじいちゃん、おばあちゃんとの思い出をよみがえらせてくれる。
きっと、江戸時代からずっと人間は進化していなくて家族の問題もずっと変化してないように感じます。
AIなどがものすごいスピードで発展して生きる意味、死ぬ意味を見失う可能性は高いと思いますが僕はずっと人間そのもの本質は進化せずに終わっていくのだと思います。
AI産業に入った人類で読み返しても面白いと思いますし、今以上に大事にされていくと思います。

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