吉田稔美

1888.ポーの一族~春の夢~(小学館)


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小学生のとき雑誌でずっと読んでいて、時をこえて生きる永遠の少年少女に憧れた。
主人公の孤独な少年は、作者の投影でもあったといい、その続きはもう描けないとされていたのを、まさかの40年後に描かれた新作、しかも連載で。
絵も変わっているのに勇気あり、そして驚くような見事な展開の作者は名人で!
生きてて良かった。さらに続きを読めるというので、生きていたい、と思える。

1889.飛べ!「はやぶさ」小惑星探査機60億キロ奇跡の大冒険(学研教育出版)


オススメするコメント
小惑星イトカワの地表からサンプルを採集したカプセルを持って、長い宇宙の旅から地球に帰還した衛星「はやぶさ」は世界で初めての快挙で、最後に燃え尽きた姿を思い出しては泣けてしまう。
それを児童にもわかりやすく科学的な物語として書いた作者は私と同様に幼い時にアポロが月面着陸した世代であり、この本を読む子どもたちが未知の宇宙へワクワクし、大災害などの困難にあってもあきらめないで最善をつくそうと思い、忘れないでいるように願って。

オススメ人の情報
WEB
http://nevergirls.in-www.jp/