りばた

1433.昨夜のカレー、明日のパン(河出文庫)


オススメするコメント
脚本家・木皿泉さんの著作。少し躓いたり、立ち止まったりしていた人々がまたゆっくりと歩き出すところが描かれる物語。
大切な人が居なくなっても続いていく世界。働いて、ご飯を食べて、また大切な人が出来て、優しくしたり優しくされたりする。
タイトルにも出てくる「明日のパン」はささやかな希望の象徴のように思う。ゆるゆると押しつけがましくない文体で、柔らかく背中を押し てくれるような1冊です。

オススメ人の情報
WEB
http://riba-ta.tumblr.com/

Twitter
https://twitter.com/riba_ta