加藤旅人

1270.ヨコハマ買い出し紀行(講談社)


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黄昏の時代に海辺でカフェを営む若い女性の姿をした妙に人間臭いロボット”アルファ”さんのお話です。
物静かになった時代に悲観するでもなく世界の住民とロボットはまったりとした日常の時間を過ごしています。
夕焼けの空気の「あの感じ」とか夜の自販機のほっとする「この感じ」とかを流れるような優しいラインとタッチで描ききっている。
心のどこかにすとっと収まるとても素敵な漫画です。

1271.翠水惑星年代記(少年画報社)


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地球と同じくらいの文化水準だけど宇宙開発が特に進出した世界を舞台にしたオムニバス形式のお話。
宇宙とつながる軌道エレベーターのお話が挟まったかと思えば田舎の高校生たちのジュブナイルが展開されたりとくかく様々な人々のお話が入っています。
だけどそれらに共通するのは必ず生活の傍らに宇宙技術や自然科学が確かに存在していることです。
とても開放的で前向きになれる1冊です

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